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59歳男、所持金0で回転寿司店に入り7000円飲食し逮捕「お腹が減ってどうしようもなく」と話す

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画像はイメージです

 北海道札幌市中央区の回転寿司店で、金が無いにもかかわらず7000円相当の飲食をしたとして、札幌市豊平区に住む59歳無職の男が逮捕された。

 男は9日午後4時半過ぎ、札幌市中央区の回転寿司店に入ると、約1時間にわたり寿司やビールなどを飲み食いする。金額が7000円に達すると席を立ち、「お金を持っていないので警察を呼んで下さい」と店員に申告。通報を受けて駆けつけた警察官が詐欺の疑いで現行犯逮捕した。

 警察の取り調べに対し、男は「所持金が0円だった。お腹が減ってどうしようもなくやってしまった」などと話しているという。警察は現在、余罪の可能性などを捜査している。何らかの理由で所持金が尽きてしまったのだろうが、無銭飲食以外の選択もあったはず。この行動は身勝手と言わざるを得ない。

 男の行動に、ネット上では「気持ちはわからなくもないけれど、開き直っているのは良くない。そもそも生活保護などを受けられないような事情があるのも理解できない」「おそらく逮捕されれば刑務所に行けるという思考なのだろうが…こういう人間が増えると困る」「店にとっては安くない金で仕入れた食材と料理人の手間を考えると、決して軽い罪ではない。それにもかかわらず刑罰はそんなに重くない。法律がおかしい」と疑問の声が上がる。

 一方で、「こういう人々を救えないものか。仕事を与えるとか」「明日は我が身になる可能性もある。犯罪はダメだけれど、セーフティネットがない現在の世の中も問題」「仕事もせずに眠りこくっている議員を切って、こういう人たちにお金を使ったらどうか」などの指摘も出ていた。

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