男は被害女性とマッチングアプリで知り合い、既婚者であることを隠したうえで交際し、妊娠させる。女性が結婚を求めたことから殺意を抱き、2021年10月23日に姫路市で女性の首を絞めて殺害。遺体を加西市の休耕田に運び、シャベルで埋めた。
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殺害時、男は女性の財布を捨てて窃盗犯に見せかける、スマートフォンを池に投棄するなどしていたほか、予め現場を下見していたことも判明。検察は裁判で懲役22年を求刑。一方、弁護側は「計画性が乏しい」などとして、懲役11年が相当だと主張していた。
6日の判決公判で、神戸地裁姫路支部の裁判長は、男の行動は「独身と嘘をついて交際し、女性が妊娠したことで殺害を計画した」と断定。また、悪質な事後工作や首を絞める行動は「強固な殺意をうかがわせる」とも指摘したうえで、男が反省しているとして、懲役20年の判決を言い渡した。
嘘で塗り固めた交際、妊娠をきっかけに邪魔になり殺害するという残忍な手口に「考えられない。全てが最低で、許せない」「そもそもマッチングアプリを既婚者でもできるのがおかしい。結婚を求めてきたということは、それなりの願望があったんだろうに」「残忍すぎる。神経を疑う」と怒りの声が上がる。
一方で、「日本は犯罪者天国。女性とお腹の子どもの2人を殺して、56歳で出所できる。司法が間違っている」「どうしてこんなに甘い判決になるのか理解できない」「反省していれば2年短くなるのか。あり得ない」などと判決に疑問の声も多数上がっていた。