男は19日午後8時半過ぎ、北海道札幌市西区の自宅で一緒に暮らしていた妻に対し、押し倒す、床に頭をぶつけるなどの暴行を加えた疑いが持たれている。被害を受けた妻が「夫に暴行された」と警察に通報し、事態が発覚。駆けつけた警察官が事情を聞き、男を暴行の疑いで逮捕した。当時、男は酒に酔っていたという。
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警察の取り調べに対し、男は「暴行した」と容疑を認めているとのこと。喧嘩の原因については、風呂の温度だったものと見られている。警察は男が日常的に暴力を振るっていた可能性もあると見て、調べを進めていく方針だ。
風呂が喧嘩の火種になって逮捕されるという事件。ごく稀だが、過去にも起きたことがある。2018年9月、兵庫県姫路市で当時60歳の元警察官の男と28歳の長女が、風呂の湯量を巡って口論となり、互いに殴り合ったとして逮捕されている。
この事件では、娘が「今日は湯量を増やしてやったぞ」と声をかけたことが発端となり、親子による凄惨な殴り合いに発展してしまったのだ。このケースでも、男は酒に酔っていた。
またも発生した風呂を巡る事件に、ネット上では「妻は日頃からストレスが溜まっていたんじゃないかと。風呂の湯量は、キッカケにすぎないと思う」「男女で湯への感じ方が違うのは当然。それに配慮できないなら、別れた方がいい」「奥さんは家政婦ではない。自分で温度を調整するべきだろ」と手を出した男に怒りの声が相次いでいる。