男は2日午後7時頃、伊東市内の日帰り温泉施設で、受付をせずに施設内に入り、入浴していたとして、建造物侵入の疑いで逮捕された。通常、このような施設では受付をしてから入浴するのが一般的だが、男は職員の隙を狙って入浴していた。
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施設側は男が前回の入浴時に不審な動きをしていたことから警戒したところ、再度来店。無銭入浴したところを取り押さえた。警察は男が常習的に無銭入浴を繰り返していた可能性もあると見て、捜査を進めている。わざわざ横浜市から静岡県の伊東市を訪れ、無銭入浴を繰り返していた男。その目的は、一体何だったのだろうか。
この事件に、ネット上では「行動も驚きだけど、ちょっとセキュリティが甘い印象を受けてしまう」「そこまでしてでも入りたい温泉だったのかもしれないが、お金は払わないとだめ」「昔ながらの入浴施設だったんだろうか。受付なしでも入れてしまうなんて、ちょっと考えられないよ」などと驚きの声が出た。
「スーパー銭湯では、無銭入浴や食い逃げを防止するため、下足ロッカーに靴を入れ、その鍵を受付で預かり、ロッカーの鍵と交換して中に入れるシステムを採用している店が多いので、基本的に無銭入浴はできない仕組みになっています。ただし、ヒューマンエラーや、職員が故意に無銭入浴させるといったことをすれば、タダで風呂に入ってしまうこともできてしまうかもしれません。いずれにしても、無銭入浴の類は絶対にバレます。やらない方が、身のためです」(温泉に詳しいライター)
無料で入る温泉が、気持ちが良いはずがない。