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49歳男、おにぎり2個を盗み食べることなく警察に自首 その動機が物議に

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画像はイメージです

 北海道札幌市中央区のコンビニエンスストアで、おにぎり2個を盗んだとして、49歳のホームレスと見られる男が逮捕されたことが判明。その行動が物議を醸している。

 男は17日午後6時頃、札幌市中央区のコンビニエンスストアを訪れると、おにぎり2個(396円)を盗む。その後、男はおにぎりを食べることなく、約400メートル先の札幌中央署に向かい、自首。午後9時過ぎに窃盗の疑いで逮捕された。

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 警察の取り調べに対し、「万引きしたけど悪いことをした」と話している。この男は、ホームレスと見られており、所持金は数百円で、現在警察が動機などを調べている。本当に窃盗の後、良心の呵責に苛まれたのか、それとも刑務所での生活を望んでわざとこのような行動をしたのか。真偽のほどは現在のところ不明である。

 謎の多いこの事件に、ネット上では「盗んだものを食べてもおいしくないというのはわかる。こういう人を雇用することはできないのか」「仕事ができずホームレスになり、本当に良心の呵責にさいなまれていたのならかわいそうだし、切ない」などの声が上がる。

 一方で、「警察署が近いし、わざと刑務所に入るため盗んだと思う。でも、万引きでは刑務所で暮らすことはできないだろう」「不起訴や起訴猶予になる可能性が高いけれど、そうなると重大犯罪を決意しかねない。就職の世話をするなどできないのか」「本当の目的はわからないけど、いずれにしても切なくなる事件だ」という指摘も出ていた。

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