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阪神、矢野監督の“精神論”でチームが空中分解? 球団オーナーにも批判、監督交代の大幅前倒しはあり得るか

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矢野燿大監督

 3月25日〜4月3日にかけて開幕9連敗を喫し、首位巨人と8ゲーム差の最下位に沈んでいる阪神。5日に伝えられた藤原崇起オーナーの発言がネット上で物議を醸している。

 報道によると、4日に取材に応じた藤原オーナーは「今は辛抱の時やと思います。この辛抱する時に、ただ辛抱してるだけやったらこれは何にもならん。こういう時こそアグレッシブに行こう」と苦境のチームを激励。同時に、矢野燿大監督にこのまま指揮を託すのかという質問にも「それは当然の話です」と即答したという。

 矢野監督はキャンプイン前日の1月31日に今季限りで退任する意向を表明しているが、開幕後の不振からファンの間では途中解任を求める声も少なからず挙がっている。ただ、藤原オーナーは矢野監督を信頼してシーズン最後まで指揮を任せる意向のようだ。

 >>阪神・岩崎、開幕戦の乱調は矢野監督のせい? 球界OBの問題点指摘に賛否「あんなの予想できんだろ」<<

 この藤原オーナーの発言を受け、ネット上には「シーズンはまだ序盤も序盤で、連敗が止まれば一気に上向く展開もあり得るからこれは当然」、「契約の内容次第だけど、途中で辞めさせたら違約金が発生する可能性もあるしなあ」と同調の声が寄せられた。一方、「オーナーはこないだの巨人戦見てたのか? これ以上選手が畏縮する前にさっさと辞めさせるべきだろ」、「精神論で選手に重圧をかけるような監督をこのまま指揮させても未来はないぞ」と否定的な意見も多数みられた。

 「矢野監督は1日・巨人戦に『2番・遊撃』でスタメン起用した中野拓夢を、『気持ちを感じない』という理由で4回裏に懲罰交代。すると、翌2日の試合では2回表に二ゴロを放った中野が不必要な一塁へのヘッドスライディングを行うと、5回表には木浪聖也も一塁へのヘッスラを見せるなど、矢野監督の顔色をうかがったようなプレーが相次いでいます。このことから、現チームは既に空中分解し始めており、これ以上矢野監督に指揮を執らせると挽回が不可能なレベルになるとして途中解任を望んでいるファンも少なからずいるようです」(野球ライター)

 ファンやメディアの間では内部昇格なら井上一樹一軍ヘッドコーチや平田勝男二軍監督、外部招へいなら岡田彰布氏(元阪神監督)、今岡真訪氏(前ロッテ一軍ヘッドコーチ)らが候補として挙げられている阪神の監督人事。藤原オーナーが今後方針を転換し、指揮官交代に踏み切ることは果たしてあるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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