同作品は安田顕と山田裕貴のダブル主演で、夜の地方都市を走る運転代行社のドライバー2人と客との濃密な人間模様を描いた作品。
>>監督の失恋で制作中止になった映画も?『蜜月』公開中止だけじゃない、映画業界のセクハラ問題はほかにも<<
文書では、《榊英雄氏に関する報道について、心を痛められている全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます》と被害者を気遣った。
そのうえで、《報道されている性加害、ハラスメントは、事実であれば決して許されない事であり、映画『ハザードランプ』製作委員会としても断固非難致します》と見解を表明。
そして、《映画は多くのスタッフ、キャストなど関係者の労力と協力のもと、共同作業で製作されております。関係者の尽力に報いるためにも、また映画の公開を望んでくださっているお客様のためにも、映画『ハザードランプ』を劇場公開したいと考えております》と、当初の予定通り4月15日の公開で準備を進めていることを明かした。
「すでに榊監督の作品である『蜜月』が公開中止になっているが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、性被害など、センシティブな問題を題材にした物語だっただけに完全にアウト。それに比べ、『ハザードランプ』は劇場に足を運びたくない人はそうすればいいだけの話。なので、公開する方向のようだが、事前のPRイベントは開催できなくなってしまった」(映画業界関係者)
そして、その背景には〝大人の事情〟もあったようだ。
「安田も山田も大手の事務所に所属。その両者からそれなりの〝圧〟もかかったようで、公開が決まったようだ」(同)
安田と山田は公開の方向が決まり胸をなで下ろしているはずだ。