同作はドラマ「時効警察」シリーズの三木氏が監督・脚本を担った空想特撮エンタテインメント。Hey! Say! JUMPの山田涼介が、大怪獣の死体処理という難題を命じられる特務隊員を演じるほか、土屋太鳳、濱田岳、オダギリジョー、西田敏行ら豪華キャストが共演した。
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5日と6日の「国内映画ランキング」(興行通信社発表)では、2日間で動員8万8000人、興収1億2000万円を記録し3位に初登場したのだが……。
「公開から数日は良かったが、ネット上には見た人たちの酷評が書き込まれ、2週目以降はどこの劇場でも閑古鳥が鳴いている状態。すでにPR活動は終了してしまったので、製作サイドとしては大誤算だったようだ」(映画業界関係者)
ネット上では《豪華キャストの豪華な無駄遣い》、《腐り果てたシン・ゴジラ》、《最後まで席を立たなかった自分を褒めたい》、《台詞も、ひとつひとつに血が通っておらず、台詞臭い台詞ばかり》などの酷評の嵐が吹き荒れているだけに、集客に苦戦するのも納得だ。
「シリアスな作品かと思いきや、くだらないギャグや下ネタのオンパレード。そして、ラストシーンがすべてを台無しにしてしまう。山田以下、キャスト陣は演じていて、公開後にまさか、こんな〝惨劇〟になるとは思わなかったのでは」(映画担当記者)
一部報道によると、映画に関する記事を執筆する際、「コメディー」というワードは禁句だったのだとか。
各メディアはそれに従ってPR活動に協力していたが、おかげで、劇場に足を運んだ観客たちを激怒・失望させ酷評を浴びる結果になってしまったようだ。