男は今年1月、過去に勤務経験のある同県名古屋市港区の事務所に、元上司の宛名で「しねはげくそやろう」(死ね、ハゲ、クソ野郎)と記載した紙を入れた封筒を2回郵送し、脅迫した疑いが持たれている。この男は2月にも、豊田市役所にカミソリの刃13枚が入った封筒を送ったとして逮捕されていた。
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警察の取り調べに対し、男は「送ったことは間違いない」と容疑を認めているとのことだが、現在のところ動機などはわかっていない。元上司や市役所に何らかの恨みを持っていたこと、単に相手に嫌がらせをして楽しんでいたなどの動機が考えられる。いずれの動機があったとしても、相手を脅迫するような行動は犯罪であり、許されるものではない。
男の行動に、ネットユーザーからは「根に持つタイプだったんだろうか。それともよほど酷い仕打ちを受けていたんだろうか」「こんなことをしても気持ちが晴れることはない。もっと違うことを考えた方がいい」「恨みを訴える手紙を送るにしても、もうちょっと違う文言で送ったらどうか。直接的な誹謗中傷じゃ捕まるに決まっている」と怒りや呆れの声が上がる。
一方で、「かなりひどい扱いを受けた可能性もある。行動は犯罪だけれど、気持ちはわかるかもしれない」「よっぽど上司がムカついたんだろう。何かしてやりたいと感じていたんだろうね。もちろん、行動を起こしてしまうのはまずい」「脅迫文を送りつけられた会社側も、何があったのか調べてみてはどうか」という指摘も出ていた。