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2016年12月に世界初のVTuberとして活動を開始したキズナアイ。YouTubeを中心に活動を続け、自身のYouTubeチャンネル『A.I.Channel』の登録者数は300万人(2月28日現在)を突破し、ゲーム実況専門チャンネルである『A.I.Games』の登録者数も150万人を突破するなど人気を博している。2021年12月4日には、より成長していくことを目標にしたアップデートをするため、無期限休止(スリープ)を発表した。
ライブ直前には、YouTuberのHIKAKINやはじめしゃちょー、Fischer's、コスプレイヤーのえなこなど、キズナアイと親交のあるYouTuberやVTuber、アーティストからのコメント動画が公開された。また、自身のアバターでライブステージに参加できる一般企画には、世界中から6,000を超える応募が集まり、抽選で選ばれたバーチャルタレント総勢1,820人がゲストとして出演してライブを盛り上げていた。
ライブでは、1曲目の『Hello, Morning』のライブリミックスバージョンを皮切りに、人気楽曲を多数披露。オリジナル曲のトラックメイカーたちが曲ごとにバーチャルな姿で出演するなど、バーチャルとリアルの垣根を超えたARパフォーマンスも。また、VTuberの電脳少女シロ、ミライアカリとのダンスパフォーマンスもあり、バーチャルな存在としての魅力を存分に発揮できる演出でステージを彩っていた。
ライブ終盤には「活動は本当に選択の連続で嬉しいこと、楽しいことはもちろん、ときに選択肢がこれしかないっていうことも正直あって。みんなに言えないような悔しいこともたくさんありました」と明かしたキズナアイは、「まだ叶えられていないもの、叶わなかったこともたくさんあります。今日のライブも最高だったけど、満足はまだまだしていません。やりたいことが全部できたわけじゃない。だからいつかちゃんと戻ってきてもう一度こうしてライブもやりたいです」とメッセージを残した。
重大発表では、キズナアイがスリープしている間も活動をサポートしてくれる存在として歌唱特化型のAI『キズナ(#KZN)ちゃん』が、現在開発中であることを発表。アンコール1曲目では、プロトタイプの『キズナ(#KZN)ちゃん』がステージにサプライズ登場し、キズナアイと楽曲『Kizuna AI to AI』をデュエットした。他にも、キズナアイアニメプロジェクトも発表され、今後の展開に注目が集まる。
キズナアイ公式WEBサイト:http://kizunaai.com/
『Kizuna AI The Last Live “hello, world 2022”』公式サイト
https://5th.kizunaai.com/hw2022/