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15歳男子中学生が70歳男性に自転車で衝突、男性は死亡 坂道を下る途中だった

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画像はイメージです

 大阪府枚方市で、15歳の男子中学生が自転車に乗り、70歳の男性をはねて死亡させたとして、書類送検された。

 男子中学生は昨年11月、塾に向かうため、枚方市の歩道でクロスバイク(自転車)を運転し坂道を下っていた際、70歳の男性に衝突する。男子中学生が119番通報し、男性は救急搬送されたが、急性硬膜下血腫で死亡した。警察は2月17日、男子中学生を重過失致死の疑いで書類送検した。

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 今回のように、暴走した自転車が歩行者に衝突し、死亡や重度障害を引き起こす事故は多々発生している。2008年には兵庫県神戸市で、当時小学5年生の児童が自転車に乗り坂道を下っていた際、62歳の女性と正面衝突。女性は頭を強く打ち脳挫傷の重傷を負い、意識障害や四肢拘縮の障害が残った。

 この事件では、被害者側が損害賠償請求を起こし、2013年に裁判所が児童の母親に9500万円の支払いを命じる判決を下している。

 また、2017年には神奈川県川崎市で、20歳の当時女子大生が左耳にイヤフォン装着、右手に飲料の容器を持ち、左手にスマートフォンを持った状態で歩行者専用道路にもかかわらず電動自転車を運転し、77歳の女性と衝突し脳挫傷などで死亡させる事故が発生し、世間に驚きを与えた。

 2018年に、横浜地裁川崎支部が禁錮2年執行猶予4年の判決を言い渡し、その刑が軽すぎるのではないかと批判の声が一部から上がることになった。

 またも発生した自転車による死亡事故に、「法律が追い付いていない。自転車が誰でも運転できるということに問題がある」「自転車による事故が多発しているのに警察官は自動車やバイクのネズミ捕りばかりで、自転車の取り締まりは全くやっていない。いい加減にしてほしい」と取り締まりの強化を訴える声が上がっていた。

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