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37歳住所不定無職の男、空き家に住み着いて生活 近隣住民の通報で発覚

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画像はイメージです

 兵庫県内で空き家への侵入と盗みを繰り返していたとして、住所不定無職の37歳男が逮捕された。

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 警察によると、男は2019年12月~21年9月にかけ、兵庫県姫路市、たつの市、太子町などで空き家に侵入し、窃盗を繰り返した上、生活をしていた。そのうち69件の窃盗を裏付け、被害金額は17万円相当にも及ぶという。また、男は冷蔵庫を勝手に使用し、晩酌をしていた可能性もあるとのことだ。

 男は太子町に住んでいたが、山の中で野宿生活をするようになり、空き巣をして回っていたとのこと。夜は空き家で寝泊まりし、自炊をしていた形跡もあったという。近隣住民から「空き家に人がいる」と連絡があり、事態が発覚。警察が男を発見し、逮捕した。

 日本における空き家の件数は昨今増加している。総務省統計局が5年ごとに発表している「住宅・土地統計調査」によると、平成30年の空き家率は13.6%となっており、平成20年と比較すると0.5ポイント上昇している。空き家の増加は地方を中心に増加傾向にあるため、今回のような事件が今後も発生する可能性が極めて高いと見られている。

 盗みを繰り返しながら空き家に住み着いていた男に、「底辺という感じ。働かずに盗んで生活しようとする人間がこの世にいるなんて」「たくましいと言えば聞こえはいいが、犯罪である以上許してはいけない」「こういう事件が今後も増えそう。行政が対策してほしい」「勝手に居着いて自分のものにする輩が出てきそう」などと、怒りや今後への心配が上がっていた。

記事の引用について
総務省統計局ウェブサイト
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/g_gaiyou.pdf

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