女は8月24日午後4時過ぎ、居住していた兵庫区のマンション5階から重さ33キログラムの冷蔵庫1台を窓から投げ捨て、真下に設置されていた1階から3階の換気扇カバーを破壊し、隣の建物との隙間に落下させた。幸い下に人はおらず、怪我人はいなかった。
>>31歳市職員、空き家に自分の家財道具を不法投棄し懲戒処分「遺品の整理に便乗した」と話す<<
なぜ、このような常軌を逸した行動に出たのか。警察によると、女は当時引っ越しをする予定で、不要になった冷蔵庫の処分に金がかかることを嫌がっており、「お金があればこんなことはしなかった」などと語っているという。リサイクルに金がかかることは事実だが、だからと言って「窓から投げ捨てる」行為は、異常である。
なんとも恐ろしい事件に、「さすがに怖い。こんなことをする発想って…。」「お金はないけれど、元気はあるのね」「33キロって相当重いよ。あり得ないね」などと、驚きの声が上がることになった。
冷蔵庫の不法投棄については8月にも、茨城県笠間市で業者から廃棄を依頼された冷蔵庫43台を畑に捨てたとして、34歳の倉庫作業員が逮捕されている。この男は業者から貰い受けた依頼料を覚せい剤や大麻に使っており、その悪質な行動に怒りの声が上がった。
「冷蔵庫は家電リサイクル法に基づいて廃棄する必要があるため、自治体のゴミとして処分することはできません。リサイクルの方法は自治体によって異なりますので、確認する必要があります。面倒くさいという人がいることも事実ですが、勝手に不法投棄されることで、環境汚染につながることは明白です」(環境問題に詳しいライター)
不法投棄をすることは、絶対にやめてもらいたい。