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「トンガ頭痛」で謝罪の『バイキング』炎上のち謝罪はほかにも、謝らなかった案件も?

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 『バイキングMORE』(フジテレビ系)が1月19日の放送で、前日の番組内で用いられた「トンガ頭痛」の表現が不適切であったと謝罪した。

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 番組ではトンガ沖で海底火山が噴火し、この影響で気圧の変化が起こり、「トンガ頭痛」が起こったというネット上での話題を取り上げた。この表現が「被災された方々に配慮を欠いた不適切な表現」と伊藤利尋アナウンサーが謝罪した。

 『バイキング』では、これまでにも多くの炎上事件を起こしている。2021年10月12日の放送では、伊藤アナが番組内で不適切な発言があったと謝罪。フレーズは明示されなかったものの、放送作家の野々村友紀子氏が精神疾患を抱えた人物を侮蔑する言葉を発したためではとネット上では指摘されている。

 さらに芸能関係のニュースでは、2017年10月には女優の江角マキコ、2021年2月にはモデルのゆきぽよ(木村有希)に関し、事実誤認に基づく内容を放送し、当事者サイドからの抗議を受け謝罪している。

 このほか、2020年5月には都内の人混みの映像を使うも3月のものを使用、2017年6月には『週刊新潮』(新潮社)の記事を無断使用し謝罪。こちらはグダグダな番組制作体制側の問題が現れたと言えるだろう。

 多方面で問題を起こしている『バイキングMORE』だが、「謝らなかった」案件もある。2021年6月には、東京オリンピックが無観客開催となる可能性が報じられた。これを受け、おぎやはぎの矢作兼がお年寄りはワクチン接種を終えているため、観戦の機会を与えてはと提案。「小池さん(小池百合子都知事)お得意のフリップでさ、『冥土の土産チケット』って売り出してさ」と話した。これには「不謹慎」といった批判が殺到したが、笑い話という扱いのためか、謝罪は行われていない。

 これまで数々の問題を起こしてきた番組だけに、終了もやむなしというのが実際のところかもしれない。

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