MCの坂上忍はもちろん、コメンテーターの東国原英夫もたびたび炎上しているが、特に発言が目立ったのはエッセイストの安藤和津だった。
「意外にも問題発言の多い安藤。配慮不足な発言も多く、視聴者の顰蹙を買いがちですが、特に批判が集まったのは、9月3日放送回で、元俳優の新井浩文について取り上げていた際の発言。『夜中に密室に若い女性がマッサージ師として来て“性行為はなしです”って言われても、意外と男の人の下半身って言うこと聞かないもんなんじゃないかな』と、新井被告の事件を男性性によるものだと持論を述べ、『男性差別』『そんな理性のない男性は一部だけ』といった批判が殺到。視聴者が安藤に対し不信感を抱いたきっかけとなる発言でもありました」(芸能ライター)
しかし、バイキングの炎上の“常連”と言えば、おぎやはぎの小木博明も挙げられる。
「小木も何かと炎上発言の多い一人ですが、4月17日放送回の中で、麻薬取締法違反で起訴されたピエール瀧について、電気グルーヴのCD回収や音楽配信停止などの撤回を求め、ラッパー・DARTHREIDER(ダースレイダー)らが記者会見した様子を取り上げた際、小木が『変な格好をしているから説得力がなくなるんですよ』と発言。確かに、DARTHREIDERは眼帯をしていましたが、それは自身の失明した目を守るためのもの。安易すぎる発言に『病気の人の見た目をディスるって最低』『何も知らないのになんで眼帯を揶揄できるの?』といった批判が殺到していました」(同)
また、オセロの松嶋尚美も炎上する発言があった。
「18年には『児童相談所が来たら引っ越す』と発言し、大問題となった松嶋ですが、19年11月27日放送回の中では、同月24日に韓国の自宅で亡くなったKARAの元メンバー、ク・ハラさんを取り上げている際、『ぶっちぎりで一番可愛かった』と絶賛しつつ、『髪質も柔らかそうで、女の子らしいロングで』と発言。坂上らが『髪質!?』と驚くと、松島は『いやいや、大事やねん、女の子は。これでくせ毛だったら可愛さ半減よ』と自信満々に持論を述べていたものの、視聴者からは『ハラちゃんのかわいさはくせ毛程度では半減しない』などの声が殺到。くせ毛の人にも失礼だとして大反発を呼んでしまいました」(同)
毎日のように多くの人を不快にし続ける『バイキング』。2020年もこのスタイルは変わらないのだろうか――。