事の発端となったのは、開催地が札幌に変更された東京オリンピックのマラソンと競歩について討論していた際のある一幕。コースについて、オリンピック組織委員会(IOC)が札幌市中心部の約20キロを2周する案を出しているのに対し、世界陸連が1周7キロを6周する案を出していると紹介された。これに、出演していたタレントのラサール石井は「6周っていうのは単調ってなっちゃうし、戦略が立てにくい。あと、周回遅れの人が出て抜かなきゃならないからロスが出る」と分析した。
この発言に坂上が「詳しいですね」と驚くと、ラサールは過去に2回フルマラソンを走った経験があると告白。「まあ、(タイムは)5時間10分ですけどね」と照れたように話すと、周囲からは「すごい」と驚く声が上がっていたが、坂上は「でもそっか。今となってはブラマヨの小杉(竜一)も走れるくらいだから、マラソンもそんなに大してしんどくないのかな」と発言。ほかの出演者たちはこれにざわつき、「いや、しんどい」と否定。ラサールも「そんなことない」と不快そうな表情を浮かべつつ、自身の経験を熱弁していた。
しかし、この発言について視聴者からは、「小杉やラサール石井はもちろん、マラソン選手全員に失礼すぎる発言」「自分が走ってから言ってみなよ…」「マラソン関係者全員的に回した」といった批判の声が集まっている。
「ブラックマヨネーズの小杉は1日の大阪マラソンに出場し、5時間40分かけて見事完走しました。昨年は30.6キロ地点で制限時間に間に合わずリタイアしていた。完走を称える声が多数寄せられていただけに、坂上のこのおふざけ発言には余計に疑問の声が噴出した。『バイキング』にレギュラー出演している小杉のことをイジりたい気持ちがあったのかもしれませんが、自らのマラソン遍歴を話したラサールに不快感を与えてしまったようです」(芸能ライター)
軽率な発言が止まらない坂上。ますます視聴者の信頼を失ってしまったようだ――。