16日に合成麻薬MDMAを所持していたとして逮捕された沢尻容疑者。この日、番組では逮捕されたことに加え、元夫でハイパーメディアクリエイター・高城剛氏との離婚劇や、07年公開の映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で「別に……」と発言したことを取り上げ、舞台挨拶前日に沢尻が『とくダネ!』(同)の取材で笠井信輔アナのインタビューに応えている様子も放送された。
当時の沢尻は堂々とした口ぶりでインタビューに応じていたが、坂上はこれに「俺が笠井さんだったら帰っているな。無理だよ、あんなの」とコメント。周囲からは笑い声が上がったが、坂上は表情を崩さず、「あんな子どもに、あんな目でにらまれたらさ。『なんでこんな仕事やんなきゃいけないんだ』ってこっちが思うわ!」と言い放った。
さらに、私生活では騒がれていたものの、近年は実力派女優として評価されていたと紹介されると、坂上は「最近でこそ、また女優さんとして、というイメージがありましたけど。肩書は女優さんなのかもしれないですけど、“お騒がせ系”の人って印象が強いんだけどね」と指摘。その後も、12年の映画『ヘルタースケルター』の撮影中、役が憑依してスタジオを飛び出してしまったり、意識を失ったりしたというエピソードが紹介されると、「たまにこういう系、(役に)入っちゃう系の人がいますけど、(略)簡単に言うと迷惑です。芝居じゃないもん」と断罪していた。
しかし、この坂上の発言に視聴者からは、「前はお騒がせ系だったけど、いい女優だったのは間違いないでしょ」「俺だったら帰ってるって言っちゃうところが自分もお騒がせ系芸能人なんだよな…」「気絶するほど没頭するのは凄いことだし、それ貶めるのはどうなの?」といった批判が集まっていた。
「また、番組では今回の薬物使用以外にも、過去の発言や態度について執拗に放送を繰り返していた。それに疑問を感じた視聴者もいたようで、『昔のことは関係ないんじゃない?』といった苦言も。また、特に坂上は肩書が俳優ということもあり、演技にまで口を出していましたが、坂上は近年、俳優としては年に1回作品に出演するかしないかといったペース。『演技について語ってほしくない』という声もありました」(芸能ライター)
沢尻の演技力を評価していた人が多いからこそ、坂上の発言には疑問が集まってしまったようだ。