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コロナ対策に批判殺到の吉村洋文知事「テレビに出過ぎ」批判も昔から?

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 大阪府の吉村洋文知事に対する批判の声が高まっている。大阪府では新型コロナウイルスの感染者数が全国の中でも増大している。それでも吉村氏は「社会が止まるリスク」を避けるため、感染力が強い一方で重症化率が低いオミクロン株の性質を踏まえ、濃厚接触者の待機期間短縮を訴えるなどしているため、批判を集めている形だ。

 ​>>三浦瑠麗氏、オミ株は「インフルエンザ扱いに」「他で死者が出る」発言で賛否「インフルも出勤できない」の指摘も<<​​​

 そんな吉村氏にかねてよりある批判として、「テレビに出過ぎ」というものがある。関西系のテレビを中心に連日のように画面に映り込んでいるため、「テレビに出ずに仕事をすべきでは」「パフォーマンスはもう要らない。目の前の対策を」といった声が聞かれる。

 吉村氏のテレビ出演の多さは、これまでにも批判されてきた。大阪府の元知事で参議院議員の太田房江氏は、2021年5月に自身のYouTubeチャンネル「ふーちゃんネル」で、1週間に3度のペースでテレビに出る吉村氏の露出の多さを批判。「知事さんね。正直、テレビに出ている暇があったら協力金の審査態勢を増強してください」「テレビの呼び掛けも重要かもしれませんが、バランスを取って人を配置してほしい」と批判した。

 元参議院議員で元東京都知事の舛添要一氏も、2021年4月に『週刊ポスト』(小学館)のウェブサイト「NEWSポストセブン」で、「知事がお気に入りの民放番組をハシゴしている場合ではない」と舌鋒鋭く批判。舛添氏自身、国際政治学者として多くの番組にタレント的に出演歴があるが、それは「平時」の話であり、「有事」の今はそうではないと主張した。

 ラサール石井も、2021年4月に関西系の朝の情報番組『あさパラS』(読売テレビ)の内容を「全国の皆さんこれが日夜繰り広げられる大阪の番組です。吉村知事以外は皆芸人やタレント」とツイッター(乗っ取り被害に遭う前の旧アカウント)で批判した。タレント的に露出を続ける吉村氏と、それを良しとする関西の番組の体質を暴露した形だ。

 各方面から批判を集める吉村氏のテレビ露出は、コロナの感染者増大で改めて物議を醸し出しそうだ。

記事内の引用について
太田房江氏のYouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC3sILI6Oh1uj7nSQ-XE2xtw
ラサール石井のツイッターより https://twitter.com/lasar141

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