>>朝ドラ『カムカム』、ヒロインが「面倒くさい」「こじらせすぎ」と不評? 感心するファンも<<
第45回は、ある日、るい(深津絵里)は街でジョー(オダギリジョー)にばったり出くわす。ジョーと一緒にジャズ喫茶を訪れたところ、居合わせたトミー(早乙女太一)とベリー(市川実日子)に素性を詮索され――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
第45回では、第10週から本格的に登場した市川実日子演じるベリーのセリフに反響が集まっている。
この日、ジャズ喫茶にジョーと揃って現れたるいに対し、ベリーは嫉妬。るいがジョーの部屋でインスタントコーヒーを入れたと聞き、「何、配達のついでに、部屋に上がり込んでるの?」と苦言。さらに“るい”というおしゃれな名前に突っかかり、「あんたどっから来たん?」と詮索したりする様子が描かれた。
「ベリーはジョーの追っかけをしているという女子大生。ジャズ喫茶の支配人とも顔見知りであるほどの常連で、初登場の際には、るいもジョーのファンだと勘違いし、『ジャズマン追っかけ回すには思うてるよりお金かかる』などと指摘。自身もお金をつぎ込んでいると思われる人物です。しかし、突然現れたるいがジョーと仲良くしている姿に混乱。第45回ではるい出身地が岡山だと聞き、『田舎もんや』と揶揄したりなど意地悪を繰り返すように。しかし、ネットからは『大人しそうに控えめに“私は違うんです”みたいな顔してるのにジョーとどんどん仲良くなる女って感じでそりゃ気に入らんだろうな』『焦ってる様子が分かりやすい』『口悪いけど素直で可愛い』『同担拒否する感じ、分かる』と意外な好感が集まっています」(ドラマライター)
あまり嫌われていない理由の1つには、市川実日子が演じているというポイントもあるという。
「『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)や『アンナチュラル』(TBS系)など、近年話題になった作品に、主人公の良き友人として多く出演している市川。それだけに、たとえ今、意地悪を言っていたとしても、今後ヒロインを支える友人になる可能性があるという点が視聴者に安心感を与えているようです。また、市川と言えば、元々ハイファッション系のファッション誌出身。その市川が60年代レトロファッションを着こなしていることに対しての反響も多くあり、ネットからは『ビジュアル可愛すぎて何言っても許せる』『意地悪が嫌味に聞こえない』『意地悪しててもキュートなのすごい』という声が集まっています」(同)
果たして、今度ベリーはどうヒロインに関わってくるのだろうか。