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朝ドラ『カムカム』、ヒロインが「面倒くさい」「こじらせすぎ」と不評? 感心するファンも

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深津絵里

 NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の第42話が28日に放送された。

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 第42話は、大阪のクリーニング店に住み込みで働くヒロイン・るい(深津絵里)は、時々店にやってくる男性客で弁護士の卵だという片桐(風間俊介)に恋心を抱いていた。そんなある日、るいは片桐から映画に誘われ――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 第42話では、映画デートを楽しんだるいと片桐だったが、食事に行こうとしたところで風が吹き、るいの前髪が乱れておでこの傷が露出してしまうという展開に。戸惑う片桐を見たるいは「やっぱり帰ります」とその場を立ち去っていたが――。

 「るいのおでこの傷は、幼いころにできたもの。母・安子(上白石萌音)も傷を治すためにお金を貯め、祖父・雉真千吉(段田安則)も雉真家のお金で傷を治療するため、医師に見せたりなどもしていました。しかし、第39話の中で、るいは千吉に説得されても治療を拒んでいたことが判明。理由は『雉真家に縛られたくない』という、いわば意地で治療しなかったことも明らかになっていました」(ドラマライター)

 一方、今回傷を気にしてデートの途中で帰ってしまったるいに、ネットからは「そんなにコンプレックスなら治せばよかったのに」「面倒くさい性格」「本当矛盾してる」「こじらせすぎ」「治さなかったのは自分なんだから仕方ないでしょ」といった呆れ声が多く集まってしまっていた。

 「とは言え、ネット上からはこの展開に対し、子どもの頃の意地を大人になって後悔していると解釈や、世間知らずの女の子が本当の意味での傷の意味を初めて知っている最中ではと指摘する声もありました。そのため、ネットからは批判だけでく、『深い』『複雑な心境がよく描かれてる』『社会に出たら一筋縄ではいかないよね』という感心の声も寄せられています」(同)

 るいの額の傷は、今後のストーリーでも重要なポイントになりそうだ――。

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