>>火10『ハンオシ』、新展開に「ストーリー変わった?」の声 清野菜名の妊娠の影響指摘も<<
例えば、オダギリジョーの妻で女優の香椎由宇。彼女は2014年、長瀬智也主演の金曜ドラマ『クロコーチ』(同)に、科捜研の研究員・澤眞智子として3話まで出演していたのだが、妊娠5カ月であることが判明。
そこで急きょ4話から澤は急病で倒れたという設定にして、その同僚役・斑目八重子が登場。この役に芦名星さんが抜擢され、代わりに出るようになったという。ちなみに香椎は翌2015年、6話まで出ていたドラマ『恋愛時代』(日本テレビ系)を、愛息を亡くしたことで憔悴し降板。その時も、芦名さんが登板。同じ役の代役を務めている。
98年11月、とんねるず・石橋貴明と電撃再婚した鈴木保奈美。当時、翌年1月から放送されるNHK大河ドラマ『元禄繚乱』を撮影していたのだが、妊娠3カ月であることが判明。そのため着物を着ることができず、出演シーンは大幅に減った。すると当時所属していたホリプロの大御所タレントが「女優としての自覚が足りない」と激怒したという。
かつて50代医師とのW不倫で大河ドラマ『西郷どん』を降板した斉藤由貴だが、さかのぼること17年前の2004年5月には、妊娠で舞台を降板した過去がある。彼女は同年の7月、さらには10月と、2つの主演舞台を控えていたのだが第3子を身ごもっていることが分かり、降板。
「大変申し訳ない」と平身低頭の事務所は、劇場に降板を報告して謝罪。さらに斉藤自身も「私事でこのような事態を引き起こしてしまって…」と恐縮。事務所や本人一丸となって何とか代役を探して乗り切ったという。
ただし彼女は前年10月に第2子を出産し、04年1月に女優復帰したばかり。しかも、妊娠が分かったのは、彼女が看護師を演じる主演の医療ドラマ『緊急救命病院2』(日本テレビ系)の撮影中。同作は斉藤の妊娠の影響なのか、当初放送予定だった2カ月後にずれ込んでオンエアされている。
女性の仕事の前に立ちはだかる妊娠。双方、円満な打開策を見いだしたいものだ。