>>ソフトB・和田の更改後コメントに驚きの声「相当なビッグマウス」 史上5人目の快挙達成を宣言、不甲斐ない先発陣への怒りも?<<
球団公式サイトはこの日、「フリーエージェント規約に定める選手による補償として、岩嵜翔投手が中日ドラゴンズへ移籍することが決まりましたのでお知らせいたします」と岩嵜の移籍を発表。また、「来年、再起をかけたシーズンと見据えていたので、今回の移籍をチャンスととらえ、自分を選んでいただいた中日球団に感謝しつつ、精一杯のピッチングができればと思います」という本人のコメントも掲載されている。
岩嵜は2017年に「72登板・6勝3敗40ホールド2セーブ・防御率1.99」で最優秀中継ぎのタイトルを獲得するなど大活躍を見せたが、翌2018年からは右ひじ故障の影響もあり3年で計21登板と不振に。しかし、今季は「48登板・2勝5敗14ホールド6セーブ・防御率4.17」と、多少失点は目立つものの復調の兆しを感じさせる数字を残していた。
岩嵜の中日移籍を受け、ネット上には「入団時から応援してたから寂しいけど中日でも頑張ってくれ」、「『まだやれる』と期待されて選ばれたんだろうから、それに応える姿を見せてほしい」と活躍を願う声が寄せられる一方、「直前の中村のインスタはやっぱりこのことだったのか?」、「中村の意味深ストーリー見て人的岩嵜かって予想してたら的中した」と同僚・中村晃の動きに関する推測コメントも多数挙がった。
中村は人的発表前の27日午後3時ごろ、自身の公式インスタストーリーに「嘘だろ」という一文を添えた真っ黒な画像を投稿するも数分後に削除。ファンの間では「すぐに削除したあたり意味深すぎる、人的についての匂わせなのか?」、「自分が選ばれたのか、それとも仲のいい同僚が選ばれたのか」と人的補償の人選について触れているのではと憶測を呼んでいたが、岩嵜の移籍発表を受けやはり人的補償のことだったのではと思いを強めたファンも少なくないようだ。
「中村は岩崎とは1989年生まれの同い年で、2007年ドラフト同期という間柄。同年、ドラフトで指名された選手で現在もソフトバンクでプレーする選手はこの2名しかおらず、両者は競争を勝ち抜き長年チームを支えてきた盟友ともいえる関係性です。このこともあってか、ファンの間では14シーズンを共にした岩嵜の移籍を受け、中村が思わず感情が抑えられなくなりストーリーに投稿したのではという見方がされています」(野球ライター)
移籍を伝える報道の中では「長い時間を過ごしたチームメートが多いので、寂しいなというのはある」と語ったことが伝えられている岩嵜。長年苦楽を共にした中村も同様の思いを抱いているだろう。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
福岡ソフトバンクホークスの公式サイトより
https://www.softbankhawks.co.jp/index.html
中村晃の公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/akira.nakamura7/