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金子氏は「地方議員の時に政務活動費っていうのがあって、(1か月)50万円だったんですけど、政務活動費は非常に細かく領収書を添付して収支報告をしなければいけなくて、出しても議会事務局がこれは認められませんとか、すごく厳しく厳正、厳格にやっていた」と振り返った(注・50万円は標準的な金額で、地方によりばらつきがある)。これに対して「国会議員になった時に、突然(文通費)100万円って出た時は、何に使ってもいい、報告しなくてもいい、使途が限られていないという、そんなのアリなのかなと思ったんですけど」と文通費に疑問を持っていたと語った。これには、ネット上で「政務活動費と全然違うんだな」「国会議員の方がユルいっていうのは問題かも」といった声が聞かれた。
金子氏は「当時、違和感は覚えていたけれど、みんなが受け取っていたので受け取ってしまった一人なので、今回のことで一方的に批判はできない立場なんですけど」と自分の立ち位置を整理。それでも、今回のケースで広く文通費がどういうものか広まったとし、「みなさんでしっかり議論していくことが、国会改革に繋がっていくと思う」と話していた。
また、日割りでの支給案が出ていることに金子氏は「給料とは違う経費なので、使った分だけを収支で出すとか、使った分だけを頂くという形、吉村(洋文)さんが言った返還みたいな、収支報告に乗せるってことが私は一歩だと思う」ともコメント。
さらに、吉村洋文大阪府知事が6年前の文通費を寄付した件に「忘れていた?」といった批判が集まっていることにも、金子氏は「私自身そうですけど、突然環境変わっちゃって、事務所に経費とかよく見ておいてと任せてしまうところもあるので、わかっていないところもあったのかな」と背景を推察していた。これにも、ネット上で「忙しくてわからなかったっていうのが実情かな」「吉村知事の寄付の件、何となく美談になってるのが解せない」といった声が聞かれた。