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田中康夫氏、瀬戸内寂聴さん「アドヴァイザー就任を議会で否決」長野県知事時代の裏話を明かす

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田中康夫氏のツイッターより https://twitter.com/loveyassy

 元長野県知事、元参議院議員、元衆議院議員で作家の田中康夫氏が11月11日のツイッターで、9日に99歳で亡くなった作家、僧侶の瀬戸内寂聴さんを追悼した。

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 田中氏は「天寿を全うされた瀬戸内寂聴さんとは幾度か対談させて頂き寂庵にもお招き頂きました」と思い出をツイート。続けて、「信州・長野県知事時代福祉を始めとする県行政にご助言頂くアドヴァイザーの一人に『薄謝』でご就任頂ける旨ご快諾頂くも不要不急の予算措置だと長野県議会で否決された苦い想い出も」と長野県知事時代の裏話も披露していた。

 田中氏は2000年の長野県知事選挙に出馬し当選。しかし、県政は「オール与党」と言うべき状態で、県議会も田中氏と激しく対立した。そのため、瀬戸内さんを迎える計画も頓挫してしまったようだ。

 これには、ネット上で「長野県議会には、いろいろ邪魔をされましたね」「長野県民です。保守的な考えの土地柄故、申し訳ありませんでした」「(忌野)清志郎さんのみならず、文化勲章受章者の瀬戸内寂聴さんまで足蹴。嫉妬心から康夫ちゃんに多種多様なブレーンがつくことが嫌だったことがわかる」といった当時の状況を振り返る声が聞かれた。

 このほか、「長野県議会の皆さんは猛烈に後悔されているでしょう。瀬戸内さんの言葉は日本の民が心穏やかに暮らせるような慈愛に満ちていましたから。合掌」「瀬戸内寂聴×田中康夫という組み合わせは、違和感がなく空気感が澄みきっている感じだったと想像します」といった瀬戸内さんの人柄をしのぶ声も聞かれた。

 県知事時代は奇抜なアイデアで鳴らした田中氏だけに、この組み合わせは是非とも見てみたかったところだ。

 また、訃報を受け、ホリエモンこと堀江貴文氏が「瀬戸内寂聴さん、ありがとうございました」と動画付きで追悼したほか、芸能人でも黒柳徹子や清水ミチコらがコメントを出しており、幅広い交友関係が窺える。瀬戸内寂聴さんのご冥福をお祈りしたい。

記事内の引用について
田中康夫氏のツイッターより https://twitter.com/loveyassy
堀江貴文氏のツイッターより https://twitter.com/takapon_jp

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