第6話は、盲学校で開かれるマラソン大会に向け、森生(杉野遥亮)はユキコ(杉咲花)のマラソン練習に付き合うことに。ある日、2人は近くでマラソン練習をしているはずの空(田辺桃子)と合流するため公園へ。しかし、そこには伴走者なしで1人走る空の姿が。しかも空は、森生たちの目の前で放置自転車に激突して転んでしまい――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
>>『恋です!』、衝撃の展開で「全く想像してなかった!」「ここで必要?」突然のLGBT要素に賛否<<
実はマラソンコースに自転車のほか、石などが置かれているなど、嫌がらせを受けていた空。第6話終盤ではその犯人が空の元カレだと判明。突然振られたことに納得がいかなかったという元カレは「俺、できる限りのことしてあげたよね? いつも送り迎えだってデートの時だって、君の目の代わりになろうとして、俺結構頑張ったじゃん」と訴えた。
「しかし、これに対し空は、デート中に周囲から親切を受けた際、自身がお礼を言うよりも前に、元カレが『すみません』『ホントすみません』と謝ってしまうと指摘。空は『先に謝られちゃうと、私そんなに悪いことしたんだって劣等感で落ち込む』と訴え、『私、謝ってもらってばっかりの存在でいたくない』と宣言していました」(ドラマライター)
これにネット上からは「『ありがとう』と『すみません』の使い分けは障がいのあるなしに関わらず重要」「自分も口癖になってるから見直そう」「勉強になった」「『すみません』より『ありがとう』の方が言われた方も気持ちいいだろうな」「めちゃくちゃためになる神回だった」という声が集まっていた。
「毎回、視覚障がい者のリアルな悩みやトラブルが描かれているとして評判を博している本作。しかし、今回の『すみません』と『ありがとう』の違いは障がいのあるなしに関係なく、多くの人の心に刺さるテーマとなっていたようです」(同)
意識して「ありがとう」を使おうと決心する声も、ネット上には多く見受けられていた。