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裏の取引が原因か? 執拗に刺された大学生、直前に激しい口論 男は逃亡中【未解決事件ファイル】

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 2007年1月15日午後7時50分頃、京都府京都市で殺人事件が発生した。被害者は当時大学生であった20歳の男性。何者かに十数カ所刺されたことによる失血死であった。

 ​>>殺害された女子大学生は直前に大量の買い物 現場から見る不可解な犯人像とは【未解決事件ファイル】<<​​​

 事件直前、市内の路上で20~30歳くらいの若い男と口論になっているところを、複数の通行人が目撃している。2人の口論が気になっていた通行人が、一度通り過ぎてから数分後再び現場に戻ってみると、被害者が血まみれで座り込んでいるところを発見。そのとき、口論となっていた相手の男の姿はなかった。

 当時、被害者には意識があり「口論になっていた男に刺された」などと言っていたという。しかし、救急隊が駆け付けたときには意識不明となっていて、その後病院で死亡が確認された。

 警察によると刺殺される前に何らかのトラブルがあったと考えられていて、口論となっていた相手が容疑者として浮上した。しかし、容疑者は事件直後姿を消しており、通行人による数多くの目撃情報がありながら未だ逃亡を続けている。

 容疑者として浮上している男は、目撃情報によると真面目で大人しそうな雰囲気。身長は165センチほどと小柄な印象で、被害者と同年代にも見えたという。実際、被害者と友人が言い争っているようにも見えたといった証言もある。なぜ被害者と容疑者が口論になっていたのか、また、なぜ容疑者が刃物を持ち歩いていたのかなどは不明。被害者の知人によると、明るくムードメーカー・リーダー的な存在であり、他人とのトラブルは一度も聞いたことがないとのこと。十数カ所にも及ぶ刺し傷を見るに、明確な殺意が見られるが、一体被害者に何があったのだろうか。

 事件がインターネットやSNSで話題になると、掲示板上に「被害者の知人」を名乗る人物が現れた。「被害者はヤバい取引をしていた」「裏の顔がある奴だった」などと書き込んでいただけではなく、被害者の知人しか知りえない情報なども書き残していたことから、信憑性が高いのでは…とネット上で注目が集まった。

 掲示板の内容も含め、今回の事件は謎が多いうえに真相が不明なまま。多数の目撃情報があったものの、時間帯が夜であったこともあり、目撃者はみな容疑者の顔がはっきりと見えていたわけではなかったようだ。全体の雰囲気や風貌だけでは、容疑者を見つけるのは難しいのかもしれない。被害者や遺族のためにも、早急な犯人逮捕と真相解明を願いたい。

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