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女子中学生を襲ったのは何者? 被害者の状態から見える犯人の異常性と噂【未解決事件ファイル】

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画像はイメージです

 1982年6月7日夜、東京都新宿区で当時中学生だった女子2人が何者かに襲われる事件が起きた。被害者となった中学生A、Bは友人同士であり、事件発生前は2人とも家出中。20時頃、遊んでいたゲームセンターで当時20代とみられる若い男性と知り合ったという。

 3人でマクドナルドに立ち寄った後、2人は男にドライブへ誘われて男の車に乗った。被害者Bはドライブ中に車内で眠っていて、目が覚めると見知らぬ川辺に車が駐車されていることに気づいた。このとき、Aと男の姿はなかったが、数分ほど待っていたところ男が車に戻ってきた。「Aがいるところまで散歩に行こう」と誘われ、被害者Bが外に出ると、突然後ろから鈍器のようなもので殴られ、首を絞められて失神した。

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 その後、Aはたまたま通りかかった近隣住民に死体で発見された。死因は首を切られたことによる失血死。被害者Bは、打撲などのけががあったものの、軽傷で済んだ。

 Aの財布から現金2万円が抜き取られていたこともあり、警察は強盗目的の殺人とみて捜査していた。しかし、車内には首を絞めるためのビニールホースや、果物ナイフなど、殺人に使う道具がそろっていたため、快楽殺人の可能性もあるのでは、とのうわさがあった。しかし、なぜか警察は強盗殺人として捜査を進めている。

 さらに、Aは首を切られた直後に死亡したとされているにもかかわらず、なぜかアキレス腱も切られていた。逃げられる状態ではなかったのに、なぜ犯人はAのアキレス腱を切ったのだろうか。

 Bが無事だったことから、犯人の風貌や車体、ナンバープレートの地域名まで判明している。しかし、事件後の足取りや現在の潜伏先などの手掛かりは一切つかめていない。そのうえ車は、被害者たちに接触する前の時間帯に、新宿歌舞伎町付近でも目撃されていた。様々な目撃情報があり、容疑者の風貌・特徴が明らかになり「知人かも」と名乗る人物が複数出てきた。それらの人物の証言によると「若い女性を狙う危ない人間」といった情報がある。

 あらゆる情報が集まっていながら、未だ犯人の居場所が突き止められないのは、捜査を担当した千葉県警の上層部の親族が犯人だからでは…といった憶測もネット上で挙がっているが、真相は不明のままだ。警察内部の忖度や事実のもみ消し、情報の改ざんなどが行われているのではないか、もみ消し事案が過去にあったなど様々なうわさがささやかれている。しかし、情報は定かではなく、やはり事件は迷宮入りしている。

 犯人の奇行や、警察に対する不信感が注目された今回の事件。被害者のためにも、一日も早い事件解決を願いたい。

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