結成10年未満(ピン芸人の場合は活動を開始してから10年未満)の芸人を対象にした若手芸人の登竜門的コンテスト。この日は、予選311組から、ニッポンの社長、素敵じゃないか、チェリー大作戦、トンツカタン、ハイツ友の会、丸亀じゃんご、ミキ、モンローズの8組が、2つのブロックに分かれてバトル。決勝では、ハイツ友の会とニッポンの社長が勝ち上がり、前述の通り、ニッポンの社長が優勝した。
「ニッポンの社長は、予選・決勝ともにコントを披露。どちらも審査員の満票を得て優勝しています。彼らがいたBブロックには、知名度の高いミキもいました。確かな腕を持つミキが優勝するのではないか、と有力視する声もありましたが、見事ニッポンの社長が賞レース初の栄冠を手に。ちなみに、彼らは現在『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)にも参加し、準々決勝まで進出しています。シンプルに強いネタがコントだったという理由かもしれませんが、一部では同大会に向けて『漫才を温存したのでは』といった声もありましたね」(芸能ライター)
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そんな彼らだが、霜降り明星(粗品、せいや)との関係性が深い。ケツはせいやとルームシェアをしていた時代があり、辻は粗品と仲が良く、『キングオブコント』(TBS系)予選中は、誰よりもニッポンの社長の結果を気にして辻へと連絡が来ていたという。予選で落ちた時は励まされ、決勝に行った時は喜んでくれた言わば戦友のような仲だ。
「そんな2組ですから、比べられることもあったようですね。今回、ニッポンの社長は結成8年での初タイトル。結成5年で『M-1』で優勝した霜降りとの差が広がるばかりだったため、ようやく一歩近づいたと安心したことでしょう」(同上)
実力はありながらもタイトルを獲ることができていなかったニッポンの社長。2大会連続で決勝に行っている『キングオブコント』(TBS系)はもちろん、そのほかの賞レースで活躍することは確実視されている。不遇の時代を乗り越えた辻とケツの逆襲が始まりそうだ。
記事内の引用について
ニッポンの社長ケツ公式Twitterより https://twitter.com/terashiga_ka