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幹事長登用に批判集まる甘利明氏に「完全にスベってる」の声も 疑惑報道は「ゲスの呪い」?

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甘利明氏

 新たに自民党総裁、総理大臣となった岸田文雄氏の周辺が騒がしい。特に、幹事長に甘利明氏が起用された点には「何故?」の声が沸き起こっている。

 甘利氏と言えば、2016年に『週刊文春』(文藝春秋)ならびに同誌のウェブサイト「文春オンライン」に報じられた一連の報道がよく知られている。記事では、実際に秘書が現金を受け取る場面も写真付きで報じられた。これを受け、甘利氏は当時務めていた経済再生担当大臣を辞任している。だが、最終的にこの問題は立件されることはなかった。それでも、疑惑は完全に払拭されたとは言い難い。そうした人物を幹事長へ起用することを問題視する声が多く挙がっている。

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 こうした疑惑がある一方、甘利氏には強みになると言えそうなポイントもある。それがユーモア好きである点だ。幹事長就任後初の記者会見では、副総裁の麻生太郎氏を、いざとなったら助けを乞える存在として水戸黄門に例える冗談も披露している。

 さらに2015年には、マイナンバーカードの普及のために会見で突如、替え歌を披露した。2020年6月には、自身のツイッターに「『私以外、私じゃないの〜。だ〜か〜らマイナンバーカード! 』成り済ましを防止する最強の手段がマイナンバーカードによる認証です。もう直ぐやって来る電子社会の運転免許証。来年には保険証の機能も搭載されます。マイナンバーに銀行口座が紐付けば給付金も秒殺。その為に法律改正が必要です」とユーモアを交え書き込んでいる。

 ただ、この替え歌には「完全にスベってるわ」「オジサンが無理してる感じがイタい」といった声も聞かれた。

 また、元曲がゲスの極み乙女。であったため、「甘利も『ゲスの呪い』にかかった?」と見る声もある。翌2016年1月にベッキーが、ゲスの極み乙女。の川谷絵音との不倫が『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ、続いて甘利氏の疑惑報道が出たためだ。

 一連の疑惑や相次ぐ批判を、甘利氏は得意のユーモアで乗り切ることができるのか。引き続き注目したいところだ。

記事内の引用について
甘利明氏のツイッターより https://twitter.com/Akira_Amari

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