>>全ての画像を見る<<
八代はこの日、同所にあるユニオンレコード渋谷などをジャックする企画「八代レコード」を開催。施設前の広場に止められたデコトラ「亜紀観音」の前で写真撮影などに応じた。八代は70年代から80年代にかけ、トラック野郎の女神と言われた時代があり、「当時は全国のトラッカーが応援してくれた。マドンナだって言ってくれて、今は2代目のファンもいます。だからトラックに囲まれても怖くないです」とコメント。「亜紀観音」の派手な外観にも「びっくり。綺麗で可愛くて」と感想を述べる。
25日に発売されるベスト盤は50曲入り。「ヒット曲は外せないし、マニアックな曲、CM曲、ジャズ曲も入れています」と紹介し、自身の芸能生活50周年については「あっという間。軽く考えていたけど、あの時の赤ちゃんが50歳になったと思うとすごいなって。これからも歌い続けたい」と前を向く。
来年以後は「トラックステージで全国コンサートしようって計画も立てているんです。見たことない人、生でわたしの歌を聴いたことがない人に、聴いてもらいたい」と八代。「紅白にも出たい。集大成ですから」とNHK紅白歌合戦出場にも意欲を見せ、現在頑張っているというYouTubeでの活動にも力を入れたいと意気込み。「わたしはパソコンはできませんが、周りに若いスタッフがたくさんいて、エネルギッシュな人ばかり。そういう人に囲まれてトライしています」と嬉しそうに話す。
癒しは飼っている猫だと言い、「保護猫ちゃんと出会って、育てているんです。初めての経験です。本当に可愛くて、私の息子として受け入れて育てています。(猫を見ると)また歌を頑張れます」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)