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フジの大型特番、27時間テレビ上回る 『24時間テレビ』に及ばなかった原因は大トリの漫才?

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松本人志

 8月28日と29日に2夜連続でフジテレビ系の大型特番「FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~」が放送され、世帯平均視聴率は28日が8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、29日が9.2%を記録。いずれも2ケタには届かなかった。

 同特番は、昨年から新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、2年連続で放送休止中の「FNS27時間テレビ」の代替番組として放送。

 2日間で約9時間にわたり、さまざまなアーティストやお笑い芸人を迎えて、スペシャルコラボ企画など、趣向を凝らした一大エンターテインメントショーを繰り広げる、という触れ込みで放送された。

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 総合司会には、いずれも同局に今年4月に入社した小山内鈴奈、小室瑛莉子、竹俣紅の新人女性アナウンサー3人が抜擢されたが、入社5か月目にゴールデンタイム・プライム帯で新人アナウンサーが総合司会を務めるのは史上初。

 2日間通しの出演者としてダウンタウンの松本人志、中居正広、ナインティナイン、千鳥、アンタッチャブルの計8人が出演。3人の女子アアをサポートしたのだが……。

 「3人だけにやらせれば目立ったかもしれないが、結局、8人のサポートが十分過ぎたので、個性を発揮できなかった。出演アーティストたちとお笑い芸人が無駄にコラボしていた印象。おまけに、芸人のトリで漫才を披露したのがダウンタウンと同期の女性コンビ・ハイヒール。あれじゃあ、数字が取れるはずがない」(テレビ局関係者)
 
 28日には長年、共演NGとささやかれていた松本と爆笑問題が顔をそろえ、29日には前夜に電話で生ブッキングした笑福亭鶴瓶、山田孝之、本田翼、内村光良が登場。

 「27時間テレビ」の直近の放送だった19年は、視聴率は5.8%。その数字は大きく上回ったが、先週放送の日本テレビ系「24時間テレビ」の12.0%には及ばず。おまけに、放送日の同時間帯で他局を圧倒できず、結局、企画倒れに終わったようだ。

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