小倉は「東京オリンピックの時にバブルの中で感染者は確かにありましたが、それほど多くはなかった。そのバブルから外に感染したという話はあまり聞かない。バブルは100%の出来ではなかったというけど、かなりの効果はあったことは確かですよね」とオリンピックのコロナ対策には一定の評価を与えた。
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さらに自身も、「3日おきにPCR検査をやったり、毎日体温を図って自分の体の状態を組織委員会の方にネットで知らせたり」と裏側を語っていた。このほか、オリンピック会場での飲み物の持ち込み制限や、ボランティアの活躍についても語られた。
また、競泳の瀬戸大也、体操の内村航平など金メダル候補と言われた選手が次々と敗退したことには、最終的な調整がうまくいかなかった背景を探り、「一年の延期は大きかった」とコメント。「一年の延期がどれだけトップアスリートに悪影響を及ぼしたか。逆に若い人たちがどれだけ力をつけたか。スケートボードの若い選手なんかみんなそう。色んなことがありました」と大会を振り返っていた。
これには、ネット上で「小倉さんの話を聞いてると確かに大失敗ではなかったのかも」「こうした細かい部分を見ているのは小倉さんらしいな」といった声が聞かれた。
さらに小倉は、コロナの感染拡大が収まらない中、国民の間からロックダウンを求める声が挙がっている動きにも言及。小倉は「お店をやっているところもありますし、お酒を出しているところもある。それぞれ考え方が違う中で、じゃあ菅さんが何を言っているかというとワクチン一本槍。ワクチン以外に何か手を打つ方法はないんだろうかと思うんですけど。どうしようもないんですかね。この行き詰まり感、閉塞感」と皮肉コメントも発していた。