河村氏と言えば、名古屋弁を用いる庶民派の政治家といったイメージが強い。かねてより、こうした変わり種の行動は目立っていた。
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2019年に「あいちトリエンナーレ」が開かれた際には、オープニングのレセプションパーティーの場で、中日ドラゴンズの応援歌である『燃えよドラゴンズ!』を熱唱。河村氏は大のドラゴンズファンで、自身の選挙運動にも同曲を用い、「国歌にしたい」と述べるほど。とは言っても、「公式の場ですることか」といった批判を集めてしまった。また、公立学校の来賓挨拶も一言で済ますといった姿も、ネット上では報告されている。
河村氏は国会議員時代には、『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)に度々出演。そこで自ら「総理を狙う男」だとアピールを続けていた。これには、ハマコーこと浜田幸一氏(故人)から呆れられる場面も。とにかくマイペースで自己評価が高い人物なのは確かだろう。
このほか、2019年には名古屋城の木造化工事が遅れた場合には「関係者全員切腹」と発言し、物議を醸し出したことも。本人としてはユーモアのつもりなのかもしれないが、普段から批判される「思いつきでモノを言う」「行き当たりばったり」な姿勢が露わになった形だ。
さらに河村氏は当選の度に、支援者から水をかけられるパフォーマンスを行っている。当選ごとに行っているので、アイスバケツチャンレジを意識しているのかと言えば、そうではないようだ。
とにかく変わり種で知られる河村氏。これからもお騒がせ発言やパフォーマンスは続いて行きそうだ。