ドローンなど撮影機材の性能は向上したが、操作するのは人間だ。NHKが放送したスケートボード男子ストリート決勝では、映像が二重に映る「放送事故」が発生している。機材が精密であっても放送事故が起こる可能性は下がらないのかもしれない。
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21世紀に入ってからは急激な技術革新が原因で起こるハプニングもあるようだ。
2019年11月12日、野球の国際大会「プレミア12」のTBS系中継で今の時代ならではの事故が発生したとネットで話題になった。
この日は日本とアメリカが対決。日本のみならず世界の野球ファンが注目していた。
カメラが客席方面を映していたところ、画面の下部に謎のワイプが登場。さこには「世界野球プレミア12の応援に集中したい?」「Hey,Siri.おやすみモードをオンにして」と表示されていた。さらにそのテロップを読み上げるSiriの声も流れた。
この状況にテレビの視聴者はびっくり仰天。「テレビからSiriの声が流れた?」「一体どういうこと?」といった声がネットで相次いだ。
原因は不明だが、中継に使用するカメラとしてiPhoneを使用していたのか、それともSiriを内蔵したカメラのようなものを使っていたのか…。いずれにせよ、通常ではあり得ない技術トラブルのため、しばし語り草となった。
オリンピックの日程も残り半分。何事もトラブルがないようにしてほしいものだが……。