報道によると、小林は巨大化して目からビームを放つ「悪の女王」を演じるという。小林は33年連続でNHK紅白歌合戦に出場。「親孝行、紅白歌合戦出場、全国47都道府県で唄うこと」を目標にささげてきた純烈にとって、小林はまさに「偉大な先輩」の一人である。
そんな小林は、その親しみやすいキャラクターから、若い頃からテレビ出演を多くこなしている歌手の1人で(意外なところでは『8時だョ!全員集合』のゲスト出演や『浅草橋ヤング洋品店』のメイン司会を行うなど)、多くの世代から愛されている。
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そんなバラエティ慣れしている小林が「途中退席」のハプニングに見舞われたのは、2019年12月21日に放送されたNHK『明石家紅白!』の収録中においてだ。
『明石家紅白!』は明石家さんま司会で年末に不定期放送されている音楽番組で、さんまの「いま会いたいアーティストを呼んで、自分なりの『紅白』を届ける」というコンセプトで行われている。
ハプニングがあったのは、ガールズボーカル音楽グループ「Little Glee Monster」のトーク中に発生した。以前から「リトグリの大ファン」を自称するさんまとリトグリが楽しくトークする中、後ろの席に座っていた小林幸子がスッと立ち上がりスタジオから消えたのだ。
「ハプニングが大好き」なさんまがこの瞬間を見逃すはずもなく、「どうした?どうした?」「ステージ出てる人がこんな自由でいいの?」と笑いながら小林をやじる姿が放送された。
数分後、小林は「お待たせしました」と着席した。退席した理由は、いわゆる「生理現象」で、小林は「スッと立てばバレないかと思って…」と語ったが、さんまから「バレバレや!」とキツいツッコミが入った。
なお、『明石家紅白!』は生放送ではなく収録番組だったが、何故かこのハプニングはカットされずにOAされていた。バラエティ慣れしている小林だけに「美味しい」と思ったのかもしれない。
(文:穂積昭雪 山口敏太郎事務所)