問題となった発言は、7月初旬に静岡県熱海市で発生した土石流に関するもので、放送後に番組プロデューサーが粗品本人に厳重注意。該当発言はインターネットラジオ「radiko」でもカットされるなど騒動になった。
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本人も反省しており収束に向かっているが、そもそも霜降りの2人はこのような「不適切発言」にはとても敏感なコンビである。
それを物語るのが、2019年7月19日に放送された「霜降り明星のオールナイトニッポン0」で起こったハプニングだ。
この日、番組ではリスナーと直接電話をつなぐコーナー「ホームルーム」が放送された。霜降りがやりとりしたのは当時15歳の男子高校生で、彼は将来の目標として「霜降り明星のような漫才師になりたい」と熱弁した。
話の流れから、男子高校生と霜降りは完全アドリブの即興漫才をすることに。高校生は憧れの霜降りを前に緊張していたのかスムーズなやりとりはできなかったが、次第に慣れてきたのか、少しずつ漫才の雰囲気に近づいてきた。
だが、その直後事件は起こった。粗品が突然大声でボケ始めると高校生は「いや、なんで急に●●●●!」と「キ」から始まる4文字の放送禁止用語を口にしてしまったのである。
霜降りの2人は「おお!?」と動揺して、すぐに「ダメダメ!」「良くないよそれ!」と注意し、発言を打ち消そうと一生懸命他の単語を使ってフォロー。自分の発言がまずかったことに気が付いた高校生は「すいません」と謝った。
このように、霜降りの2人は放送禁止用語に即座に反応できるだけのスキルは持っているのだが、心の緩みがそうさせたのか、今回の不適切発言はなんとも残念である。