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小山田圭吾、小沢健二との解散は“三角関係”が発端? 女を巡る因縁のライバルか<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>

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渡辺満里奈

 東京オリンピックの開会式で楽曲制作を担当するミュージシャンの小山田圭吾が16日、過去に雑誌のインタビューで学生時代のいじめについて告白していた問題について自身のツイッターで謝罪した。小山田は、1994年1月発行の音楽誌『ロッキング・オン・ジャパン』(ロッキング・オン)と、95年8月発行の『クイック・ジャパン』(太田出版)のインタビューで、同級生や障がい者に“非道な行い”を繰り返していたことを武勇伝のように語っていた。海外メディアも問題を盛んに報じ、騒動を受けて19日、小山田は同担当を辞任することを自身のツイッターで明らかにした。

 小山田は、1989年に同級生のミュージシャン・小沢健二らとフリッパーズ・ギター(以下:フリッパーズ)を結成し、デビュー。のちに、小沢と2人組となる。フリッパーズは当時、渋谷系サウンドのパイオニア的存在として一世を風靡。それぞれ、音楽的な方向性は違っていたものの90年5月発売のシングル『恋とマシンガン』が大ヒット。ところが91年10月、電撃解散に至りファンのみならず、業界に大きな衝撃を与える一方で、謎を残した。

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 「フリッパーズは、1991年7月に3rdアルバム『ヘッド博士の世界塔』をリリースしたばかりで、11月からツアーを控えていました。ですが、事務所やレコード会社の説得にも応じず、ツアーや取材などの予定はすべてキャンセル。その上、解散の理由については沈黙を貫き、これらの身勝手な行為に対して読売新聞は『プロ意識欠く行為』とバッサリと切り捨てました」(芸能ライター)

 すると、小山田と小沢の間でタレント・渡辺満里奈を巡ったトラブルによる解散説が浮上したのだ。

 「渡辺は1990年7月に『大好きなシャツ~1990旅行作戦~』をリリース。この曲をフリッパーズが手掛け、それ以来、親交が深まったそう。やがて、渡辺と小沢との交際が始まりましたが、両者の間で渡辺の取り合いとなり、解散につながったとささやかれています」(前出・同)

 一部ニュース媒体は、両者がこうした報道や噂を自嘲気味に楽しんでいた節があったと報じている。実際、解散後に個別に行われたインタビューでもネタにしていたといい、小山田によれば、「僕と小沢がデキててその間を渡辺満里奈に裂かれた」という噂が一番気に入っていたと伝えている。

 「そんななか当時、小山田の彼女といわれた歌手のカヒミ・カリィがフリッパーズの解散について、『精神的な双子みたいな感じだった』と例え、『テレパシーが急に通じなくなっちゃった』と言及したよう。かつて、小山田自身もインタビューで小沢との“テレパシー”の存在を認め合っていったとか。一部では、レコード店で偶然再会した両者がサインを求めてきたファンに『今度再結成するんだ』とでっち上げるなど、解散してもテレパシーでつながっていたと報じられています」(芸能関係者)

 ところが、互いにソロ活動を開始すると『ロッキング・オン・ジャパン』誌上で論争を繰り広げ、“犬猿の仲”といわれるようになった。

 小山田はその後、2000年にミュージシャンの嶺川貴子と結婚、2012年にすれ違いを理由に離婚に至っている。嶺川はフリッパーズギターの作品にも参加しており、小沢の元カノ。嶺川だけでなく、小山田と小沢には女性を巡る因縁も多いようだ。

 2017年2月にシングル「流動体について」をリリースした小沢は同年3月、野外音楽フェス「フジロックフェスティバル」への初出演を発表した。同フェスは小山田が常連であることからか、小沢は公式サイト上で「フリッパーズ再結成とかそういう暇は全くありません」と断りを入れた。この一文により、ファンからは様々な憶測が出て、不仲説に拍車をかけた。

 今月1日、小沢の不倫疑惑が『週刊文春』(文芸春秋)に報じられ、フリッパーズが再注目されていた。その矢先、今度は小山田が渦中の人となった。解散してからかれこれ30年が経とうとしているが、何かと縁の深い二人のようだ。

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