山下は2020年10月にジャニーズ事務所を退所して以降、初のドラマ出演となった。終盤わずか約40秒、メールを読む声だけの出演ながら反響の大きさは計り知れず。退所後はメディア露出が減ったものの、今年5月に高級ファッションブランド「ディオール」が展開する「ディオール ビューティー」のジャパンアンバサダーに就任するなど、その人気は色あせていない。
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山下は2003年9月、NewS(現:NEWS)のメンバーに選出され、同年11月にシングル「NEWSニッポン」でCDデビュー。11年10月にグループを脱退するまではリーダーを務め、圧倒的な人気を誇った。だが、元メンバーでタレントの手越祐也とは“犬猿の仲”で知られている。
手越は、2020年6月に開設した自身のYouTubeチャンネル「手越祐也チャンネル」の動画<好きなことで、生きていく『手越祐也』>の中で、「最初の頃はNEWSの現場が大嫌いだった」と告白。山下との確執を匂わせたのだ。
「手越は2002年12月に入所してわずか10カ月後の2003年9月にNEWSのメンバーに抜擢されましたが、Jr.時代の下積みもなくファンはごくわずかでした。常にチヤホヤされていた山下に比べ、引き立て役のような存在だった手越は不満と嫉妬に駆られていたといいます」(芸能ライター)
2020年8月発売の手越のフォトエッセイ『AVALANCHE』(双葉社)では、山下と元メンバーでタレント・錦戸亮が同グループを脱退した当時の心情についても明かしている。
同写真集によれば、手越は脱退する数年前から、山下のソロ転身への思惑を察知していたとのこと。そんな山下に対して手越は「辞めたいなら早く辞めれば」と思っていたという。
「山下と錦戸は同時にNEWSの脱退を発表しましたが、手越は2人から直接、相談や報告を受けておらず、まともに言葉を交わしたのは最終会議で話し合ったのが最後だったといいます。両者の“溝”は深まるばかりで、山下の脱退後もジャニーズに所属しながら会話は一切なかったといいます。手越の破天荒ぶりは山下が脱退してから炸裂していますが、おそらく“タガ”が外れたのでしょう」(前出・同)
そんな中、2020年9月発売の『週刊新潮』(新潮社)に手越の取材記事が掲載された。同年8月に山下の“未成年飲酒騒動”が『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ、芸能活動自粛中の山下に言及したのだ。
山下の騒動に手越は「本来、未成年の飲酒自体が問題でしょう?芸能人が成人と偽った人との酒席に同席していただけで、犯罪者のように扱われ、仕事を奪われるっておかしくないですか」と山下を擁護したのだ。
「手越自身、ジャニーズ時代はスキャンダルを放出し、未成年者の女性との飲酒が何度か週刊誌に取り上げられ、処分を免れてきた身分。わだかまりが解けたというよりかは同情心を抱いたのでしょう」(芸能ライター)
ジャニーズでは敵対していた両者だが、ある意味、似た者同士で気が合うのでは。いつか両者がYouTubeで共演することを願いたいものだ。