橋本は、地元・福岡の芸能事務所に所属し、2011年公開の映画『奇跡』で女優デビュー。2013年、参加していたアイドルグループ「Rev.From DVL」のイベント出演時に撮影された写真が“奇跡の1枚”とネットで話題となり一躍注目の的となる。以降はモデルやタレントとして幅広い活躍で人気を博している。
そんな橋本だが、かねてから女優・広瀬すずとは業界の間で“共演NG”といわれていたという。ところが、13日に最終話を迎えた広瀬とタレント・櫻井翔のダブル主演ドラマ『ネメシス』(同)で両者の“NG”が解禁され、話題を集めた。
同ドラマは、天才的能力で事件の謎を解く美少女とポンコツ探偵の凸凹バディがコミカルに難事件を解決するミステリーエンターテインメント。橋本は5月30日放送回で、これまでになかった“悪役ぶり”を見せ、新境地を開拓したといわれている。
橋本は「千年に一人の逸材」、一方の広瀬は「2010年代を代表する美少女」と評価される。両者は同い年で、若手女優を代表する逸材だ。だが、これまでの共演歴がなく、一部では「2人の売れ方がまったく違うため共演が実現しなかった」と報じられている。
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広瀬は人気雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルを経て、早い段階からドラマや映画などに出演。高い演技力が評価され、数多くの映画賞で新人賞を総なめにしてきた。それに比べ、橋本は地方のローカルアイドルから一枚の写真がきっかけとなり、主にバラエティ番組を中心に活動。演技というよりは愛らしいルックスで人気だった。
「演技派の広瀬にとって、ただ“かわいい”だけの橋本に嫉妬心から敵視したという噂があった。広瀬は橋本の話題になると煙たがり、『環奈じゃ相手にならないよ』と口にして嫌っていたとか。とはいえ、タメ同士が互いを意識し合うのは当然でしょうが、女優としては広瀬の方が“格上”。広瀬からすれば、橋本が鼻につくのかもしれません。ですが、両者が直接的に“NG”を発令していたわけではなく、ライバル視する事務所が避けていたのではといわれています」(芸能ライター)
実際、撮影が始まると両者はすぐに打ち解けて、タメ口で話すようになったと、発売中の『週刊女性』(主婦と生活社)が報じている。記事によれば、神奈川・横浜の水族館「八景島シーパラダイス」でのロケの際、撮影の合間に両者が売店のチュロスを食べながら「これ、おいしいね」と仲睦まじい姿を見せていたよう。撮影が進むにつれ両者は“不仲”どころか、親友のように距離を縮め、スタッフの間でも評判だったという。
では、なぜ事務所が回避していたにもかかわらず、共演が実現したのだろうか。
「『ネメシス』に橋本の出演が決まったのは広瀬の主演が決定してからずいぶん後の話だといいます。橋本は登場シーンもごくわずかの上、両者の直接的な絡みもなく視聴者からは不満の声も上がるほど。同局が両者の話題作りのために、キャスティングしたのではとの話もあるようです」(前出・同)
とはいえ、ヒール役としての才能を開花させた橋本。広瀬とは違った演技で視聴者を魅了したようだ。