前田は、2005年にAKB48の第1期生として始動。09年7月、AKB48選抜総選挙でファン投票1位に選出されると不動のセンターとして全盛期のグループをけん引していった。12年8月、同グループを卒業して女優に転身。現在、公開中の映画『くれなずめ』『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』『奥様は、取り扱い注意』にそれぞれ出演し、女優としての才能も高く買われている。
アイドル時代、最高峰の座を射止めた前田。だが、AKB時代には仲間との不仲説が絶えなかった。はたから見れば、和気あいあいとした光景を想像できただろう。だが、ふたを開ければメンバー同士のいざこざは日常茶飯事で、特に“神7”内での確執はつきものだったようだ。
2013年8月放送の『有吉AKB共和国』(TBS系)に元“神7”のメンバーでタレント・板野友美が出演。前田と「けんかして4カ月間口をきかなかった」と告白したのだ。
「両者はグループの1期生で同い年、誕生日は1週間違いで血液型も同じと共通点が多く、ファンの間では“親友”として知られていました。そんな両者が、4カ月間も会話をしなかったという事実にネットは騒然。板野は、2012年8月に開催した東京・秋葉原での前田の卒業記念公演で、『敦子が卒業を決めてあと1カ月っていうときに、ささいなことでけんかをしてしまって…』と明かしていましたが、直接的なけんかの理由は内に秘めたままでした。実際、同時期に開催した東京湾の花火大会で、前田がメンバーに招集をかけたものの、板野は不在で不思議がる声も上がったほど。原因がけんかだったと判明し、ファンも納得。最終的には、同年同月に開催された前田の卒コン直前に折れた板野が仲直りの証にとおそろいのネックレスを前田に贈呈してしこりが解消したんだとか」(芸能ライター)
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だが、板野は2014年1月放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した際、当時センターに起用された前田に対して「なんで…」と発言し、“不仲説”が浮上したのだ。
この日の番組のテーマは「本音を言えば大嫌い?いや~なあの人と今夜決着を付けますスペシャル」。そこで、板野が「嫌いな人」として前田を挙げたのだ。だが、嫌い以前に、同期のセンター起用に対して「なんで敦子がセンターなんだろう」と不服をあらわにした。すると、ネット上は騒然となり、放送同日に板野は自身のツイッターで前田との仲を誤解させたと謝罪する事態に。
「今年2月放送の『行列』に新婚の板野が出演した際には、前田がVTR出演し、板野の結婚秘話を披露。前田は板野家に泊まったときのエピソードなどを語り、良好な関係をアピール。現在は、唯一無二の存在なのでしょう」(前出・同)
今後はシングルマザーと仕事の両立を図る前田。アイドル時代から“ヒステリー気質”が噂されていたが、個人で活動するとなった今、前田に全てをこなせる器量はあるのだろうか。