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先輩の上野樹里を差し置き主役に抜擢された新人時代の石原さとみとの間に確執? 18年も共演ナシ<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>

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石原さとみ

 女優・永野芽郁が主演する映画『そして、バトンは渡された』(10月29日公開)で女優・石原さとみが初の母親役に挑戦する。同作は累計発行部数77万部を突破した小説家・瀬尾まいこ氏の同名小説が原作。“血のつながらない親子”を描いた感動の物語だ。自由奔放に生きる魔性の女性に扮する石原が再婚し、永野演じる娘の義母となる。同映画の公式サイトで石原は、「初めての母親役でしたが、私の周りにもお友達の子供も多いですし、気負わずに演じることができた」とコメントしている。

 石原は2002年の『ホリプロタレントスカウトキャラバン』でのグランプリ受賞を経て、本格的に女優活動を開始。03年の下半期のNHK連続テレビ小説『てるてる家族』でヒロインに抜擢され、同年公開の映画『わたしのグランパ』では報知映画賞新人賞をはじめとする数々の賞を受賞。役者として頭角を現した。

 同ドラマは石原の出世作となり、共演した女優・上野樹里も同様、主演クラス女優への踏み台となった。だが、一部では2人の共演は同ドラマが“最初で最後”だと報じられ、“共演NG”だとされる。

 両者は同学年だが、上野は2002年放送の同局ドラマ『生存 愛する娘のために』で女優デビューしていたことから、芸能界では石原の先輩に当たる。しかし、オーディションで主演を勝ち取ったのは石原で、上野は石原の姉に配役された。一部報道では「こういう関係性だと、うまく付き合うのが難しい」と同局元スタッフの証言を掲載している。

 「2000人以上参加したオーディションの最終選考に両者が残り、主演となる4姉妹の4女役には石原が抜擢。ところが、上野の才能を惜しんだ同局が急きょ、3女役での起用を決めたといいます。石原は『ホリプロタレントスカウトキャラバン』以前から芸能活動を始めており、映画への出演経験もあり新人らしからぬ安定した演技を見せて周囲を驚かせたよう。同局の期待通り、同ドラマは高視聴率を記録し、石原にとっても女優人生を大きく変えた作品となりました」(芸能ライター)

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 一方で、上野の演技も父親役で共演した俳優・岸谷五朗が太鼓判を押す。現在、上野は岸谷と同じ事務所に所属しているが、その理由の1つが同ドラマでの共演であったようだ。

 このことからも両者の高い評価からライバル関係が成立したのか、現場では休憩時間などに会話する姿を見なかったというほど。すると、両者の確執がささやかれたのだ。

 そして、同ドラマが終了すると石原は2004年放送の『WATER BOYS2』(フジテレビ系)でヒロインに。05年には同局の大河ドラマ『義経』に起用され、人気女優の地位を築き上げていった。

 対する上野も負けてはいない。

 「『てるてる』終了直後の2004年に放送された『オレンジデイズ』(TBS系)への出演で知名度を上げ、同年公開の初主演映画『スウィングガールズ』が大ヒットし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。天才型女優と称されるまでに上り詰めた。当時は、上野に比べて石原が“一歩リード”という見解もありましたが、以降の両者の活躍ぶりは甲乙つけがたい状況といえます」(前出・同)

 18年も共演がないだけに、一歩も譲らないライバル心から両者が火花を散らしているようにも見える。

 今回、石原は冒頭映画で主役の座を若手女優に譲り、二番手として出演。業界からはコーナーストーン的な配役に注目が集まっている。この作品は石原にとってかなり重要。新境地開拓といきたいところだろう。

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