有吉は1994年、同級生とお笑いコンビ「猿岩石」を結成しデビュー。96年放送の『進め!電波少年』(日本テレビ系)の「ユーラシア大陸ヒッチハイク」で大ブレークし、同年12月発売のシングル「白い雲のように」はミリオンセラーとなり、98年発売の書籍『猿岩石日記1・2』(同)は、累計250万部を超えるベストセラーを記録した。だが、人気はその後急降下。04年からはピン芸人となり、毒舌で再ブレークを果たす。以降の活躍はご存じの通りだ。
数多くのレギュラー番組を抱えるまでに成長した有吉だが、芸能界では“共演NG”が存在し、叶姉妹とは確執を抱えているようだ。
2011年5月、有吉の冠番組『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で、叶姉妹の支持層がどういったところなのか分からない、と話していたところから「叶姉妹に毎回共演NGを出される」と有吉は告白した。
共演していた夏目はこれに驚がくし、番組MCのマツコ・デラックスは「NG出されるって、何を言ってるの?」と聞いた。すると有吉は、「『お姉さん(タレント・叶恭子)も普通のお菓子食べるんだねぇ、かわいいねぇ』とかって。普通のお姉ちゃん扱いすると、お姉ちゃんの方がたいてい怒って、妹(叶美香)さんが『有吉さん。姉がまた怒ってます』って言うの」と語った。さらに、収録が終わるとスタッフからも「ちょっと、(恭子が)怒ってます」と告げられ、恭子は有吉のイジリに怒り心頭だったという。
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「この当時は有吉が再ブレークを果たす直前で、知名度は叶姉妹の方が断然上でした。そんな有吉に“普通の人”呼ばわりされ、イジられることに不慣れだった恭子はイメージをブチ壊されたとガチで腹を立てたといいます。ところがその後、立場が逆転。バラエティ界の頂点を極めた有吉が、今度は叶姉妹に“共演NG”を突きつけたという話です」(芸能関係者)
一部報道では、今でも有吉の冠番組には「叶姉妹は出演させない」という不文律があるとされる。“目には目を歯には歯を”の通り、やられたらやり返す性分のようだ。結局、両者がそれぞれ“NG”を出し合い、冷戦状態であるという。有吉は、しゃべり下手な肉体派のタレントには容赦なく口撃するが、その原点が叶姉妹だという話もある。
「叶姉妹には容姿や経歴を含め、有吉にとってもツッコミやイジりどころが満載。一部では叶姉妹が有吉を恐れているという噂も。たしかに、口の悪さで知られる有吉ですが、もちろん“毒舌”は芸のひとつ。とはいえ、両者が直接絡んだ共演の形跡は確認できません」(芸能ライター)
ちょうど10年前の2011年4月、有吉は冒頭のラジオで当時フリーに転身し、『怒り新党』で共演する夏目について語っていた。その際、有吉は「コンドーム事件とかあるからさ」と夏目のスキャンダルをネタにしていたが、まさかこのときは将来の伴侶となることを想像もしていなかったことだろう。
人生、どこで何が起こるか分からない。たとえネタとはいえ、少々慎むことも必要なのでは。