「2誌同時報道」の衝撃は、幼少時の“泣き虫愛ちゃん”を知るお茶の間にはあまりにも強すぎた。“おしどり夫婦”として知られる一方で、“モラハラ一族”の仕打ちに耐え続けたという福原氏には同情を寄せるが、夫と幼い我が子を台湾に残して、不倫を謳歌していたとなると話は変わってくる。まるで、2016年3月に離婚が成立した女優・三船美佳と歌手・高橋ジョージ元夫妻の“ドロ沼離婚劇”をほうふつとさせる。
三船は、故・三船敏郎さんと内縁関係であった女優・喜多川美佳を両親に持つ。1997年放送のNHK大河ドラマ『毛利元就』で女優デビュー。私生活では98年9月、16歳の誕生日に24歳年上の高橋と結婚し、04年11月に長女の出産を発表した。11年には、理想の有名人夫婦を選ぶ「パートナー・オブ・ザ・イヤー」に選出。以降は“おしどり夫婦”として、広く認知されていた。
だが、2013年頃から夫婦でのメディア露出が減少。そして、15年1月に離婚問題が報道され、離婚の理由が高橋の“モラハラ”によるものと三船が告白し物議を醸した。同年同月、夫婦はそれぞれ別の場所で会見を開いたが、すでに高橋には“モラハラ”のレッテルが貼られ、世間の多くは三船を哀れんだ。
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ところが2016年1月、三船が俳優・神田正輝との不倫交際を『スポニチ』に報じられたのだ。記事によると、三船は『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)で共演する神田と離婚の相談をしているうちに親密な関係に発展したという。また、2人の交際は15年夏ごろから始まったといい、離婚騒動最中の不倫であると指摘。同年11月上旬に三船の自宅から近い大阪市内のホテルで逢瀬を交わし、同年12月のある夜にもデートしていたそうだ。
2016年1月、同番組終了後の取材に2人は並んで応じ、神田は「離婚問題でもめている時に、こういう報道が出て、彼女(三船)がかわいそう」と怒りをにじませ、三船も「あまりに事実無根な内容」と記事の内容を全面否定した。また、神田は三船から相談を受けたことも、仕事以外で食事をしたこともないと宣言。掲載された密会については、「確認するも何も、事実がない」と憤怒した。
さらに同月、三船は『バイキング』(フジテレビ系)に生出演し、神田との騒動を「まったくのガセネタ」と事実無根だと強調。ところが、こんな話も聞こえてくる。
「当時、三船は離婚騒動のおかげでイベント出演が急増したといい、不倫をリークしたのは三船サイドで同紙との“ヤラセ”なのではとの声も。たしかに、年明けから三船の名前でやたらとワイドショーをにぎわせていたのはたしか。いずれにせよ、自らのリークで世間の関心を寄せようとする一方で、神田からすれば“もらい事故”のようなもの。神田の激怒ぶりにも納得です」(芸能ライター)
同年3月、三船は裁判を取り下げ協議離婚の成立を報告。19年4月、3歳年上で美容院経営の男性と再婚し、20年9月に次女を出産した。
16年ぶりの育児に奮闘する傍ら、三船は現在も同番組のレギュラーとして神田と共演している。不倫の真相は不明だが、離婚への影響がなかったことも含め、“シロ”ではないだろうか。