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DeNA・山崎の“ヤスアキマイク“がオールスターで復活! 夢舞台の裏側を披露、掟破りの"カズキマイク”も?

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山﨑康晃

 2021年度のオールスター戦、ベイスターズからはキャプテン・佐野恵太、クローザー・三嶋一輝、セットアッパー・山崎康晃の3選手が選出。三嶋は2013年のルーキーイヤー以来2回目、佐野は初選出の中、2015年から19年まで5年連続選出と常連の山崎は自らがマイクを持って選手にインタビューする企画「突撃!ヤスアキマイク」を敢行。これは『マイナビオールスターゲーム2019』や『横浜DeNAベイスターズ ファンフェスティバル2019』、さらには昨年の緊急事態宣言時にリモートで選手やオーナーを直撃する「みんなお家でなにしてんの?」を実施し、ファンも楽しみにしている人気コンテンツだ。

 今回、チームメイトの2人にはなかなか辛らつな内容だった。まず1回を無失点ながら被安打2の三嶋を直撃し「今日もよく打たれました」と自虐的コメントを引き出すと、「9回ワンアウト満塁で凡退に終わった佐野選手」の言葉とともに笑顔で直撃。楽しそうにいじっていたところ、タイミングよくMVPとの殊勲選手のアナウンスが入るなど、笑いの神が降りる展開に本人たちも苦笑い。さらに翌日も「悪夢から一夜明けてスタメンで出場」との意気込みを聞くと「昨日は眠れなかった。今日は活躍してグッスリ眠れるように」とのコメントを引き出した。

 その後は亜細亜大学の先輩・ホークス松田宣浩に突撃。突然腕立て伏せすると「今日お前からヒットを打つためや!」と気合いを入れるなど、終始ハイテンションの「熱男」にタジタジに。次は同じルーキーから守護神を任されているカープの栗林良吏や、同級生のマリーンズ・中村奨吾にもマイクを向け、ベイスターズファン以外にも夢舞台をアピールしていた。

 極めつけは登板後の山崎に、三嶋が掟破りの“カズキマイク”を敢行。オールスター限定のナックルボールにツッコミを入れ、ピンチを迎えながらも無失点に抑えたことに「普段さながらのプレーができた」と自虐ネタを引き出すことにも成功。最後は本人にヤスアキマイクステッカーを贈り、満面の笑みでインタビューを締めた。ラストはベイスターズの3人に、マスコットのスターマンを加えて配信し、みんなが口をそろえて「楽しかった」とコメントする姿は、夢の球宴を体現していた。

 オールスター前に「全国の皆様に夢を与えられるようなプレーをしたいなと思ってます」とコメントしていた山崎。プレーだけでなく、マイクでもファンを喜ばせていた。オリンピックから後半戦へ。ヤスアキの暑い夏はこれからが本番だ。

写真・取材・文 /  萩原孝弘

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