河野氏が高い人気を獲得した背景には、ネットの駆使が挙げられる。ツイッターのフォロワー数は約233.1万人(6月25日現在)であり、政治系の人物としては橋下徹氏に次いで全国で2番目に多い。現役の政治家としては、安倍晋三前首相を抑えてトップに立つ。
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河野氏は一般ユーザーのリプライに積極的に答え、時には恋愛相談に乗ることも。このほか、アスキーアートを投稿するなどユーモアのある姿勢も見せている。外務大臣時代に金の時計をしていると批判が生じた時には、「竹製ですが、何か。」と写真付きで反論し話題となった。
河野氏はネットを使いこなすやり手の政治家として、若い世代を中心に人気を集めたことで、次期総理候補ナンバーワンと言われるようになったのだろう。だが、最近はその人気に陰りが見えつつある。決定打となったのが、ワクチン政策の遅れだ。接種スピードは追い上げに入っていると言えるが、当初目標に掲げていた「オリンピックまで」には到底間に合いそうにない。
「何となくやり手のイメージがあったが、いざ実務を任せてみたらグダグダ」な実情が、河野氏の評価を下げつつあると言えそうだ。
さらに、河野氏はエゴサーチ能力も高く、ツイッターでは多くのユーザーをブロックしている。こうした行為も公人である政治家としてどうなのかと疑問を抱くネットユーザーが多いようだ。
記事内の引用について
河野太郎氏のツイッターより https://twitter.com/konotarogomame