小倉は新型コロナウイルスのワクチン接種が進まない状況に対し、「河野(太郎)ワクチン担当大臣は、『私はワクチンの運び屋だ』とおっしゃっていて。『日本まで運んでくるまでが私の仕事だ』とどうやら言ってるみたいですね。でも本当は、ワクチン担当大臣って接種するまでが担当じゃないとおかしいと思う。そこから先、丸投げじゃね」と皮肉った。
自衛隊主導で行われるとされた1万人接種センターの設置も、一部業務が民間へ委託された報道が出ている。
各自治体で、多くの民間人医師が動員される流れがあることには「フリーランスのお医者さんがそっちに回ってしまえば、日頃やっている業務はどうなるんだ」と素朴な疑問も呈していた。
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さらに、小倉は「ワクチンが1日100万回(接種)とか豪語してますけど、それだけの数を打てるだけ来ていない。接種券を配ってもお年寄りが見てもよくわからない。わからないから窓口行っちゃう。窓口行列作っても何も出来ない。こんな話があっていいのかね」と呆れた様子だった。とにかく、手続きの難しさをネックに感じているようだ。これには、ネット上で「小倉、バッサリだな」「一般国民でも考えられることが、何で上層部では分からないんだろう」といった声が聞かれた。
このほか、小倉は『東京スポーツ』(東京スポーツ新聞社)のウェブサイト「東スポWeb」に報じられた、衆議院議員選への出馬報道に関しても「二階(俊博)さんに会ったこともない。太いパイプなんかありゃしません。大体、俺が自民党から出る?」と全否定。「まるでフェイクニュース。本当面白いね。東スポには、何回か取り上げられましたけどね、本当だった話はほとんどないよ」と皮肉で締めていた。ただ、「バレたからやめる」とも話しており、ユーモアのある小倉節が健在だったと言えるだろう。