新型コロナウイルスは変異種が猛威を振るっているが、舛添氏はその対策として「一回目くらいに抑えるか、早くワクチンをみんなに打つ」しかないと力説。日本はワクチンの輸入が遅れているが、そちらに関しても「極論言えば色んなところから買ってくればいい。それを認めさせないのが厚労省なんですよ」と行政の対応を批判した。
ワクチンの国内導入には治験が必要とされるが、「アメリカ人と日本人とヨーロッパ人はそれほど体の質が違うかと言えばそうではない」とし、緊急の認可と輸入を認めるべきではと語った。さらに、「私が厚労大臣だったら中国製とロシア製を入れてもいいけど、専門家の話を聞くとどちらかというと中国製の方がいい」「私は極論すれば、ファイザーがまだ来ないから今、中国製でもロシア製でもあったら打ちますね。確率7割くらいで当たるわけですよ」と一般的には質が低いと言われている中国やロシア製ワクチンにも高い評価を与えた。舛添氏は「私が厚労大臣の時の(新型)インフル(のワクチン)なんて5割当たるってもすごい。3割打者でもすごい。9割は大天才。中国製でもロシア製でも7割行く」と確率論の話をし、ある程度の効果が見込めるのではと語った。
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さらに、飲食店などの補償に関しては、一律の給付でなく「前年度の売上の75%補償」をすべきと話し、東京都が独自に行っても良いのではと提言。パーソナリティーのマンボウやしろから「小池さんに対して怒ってますね」と問われると、舛添氏は「だって能力ないもの。能力あったらこんなことになってない。政治は結果責任だから」とバッサリと切り捨てた。
吉村洋文大阪府知事に関しても「打つ手のタイミングがずれちゃった」と失策を批判。コロナ対策は「ブレーキとアクセルが重要。半分ブレーキなんて効くわけがない」と徐行的な政策の「まん延防止措置」を批判した。
これには、ネット上で「舛添、やっぱりラジオだとズバズバ言うな」「結果が全てって言うのはわかる」といった声が聞かれた。