男は6月14日、北海道美唄市のJR美唄駅を訪れると、駅員に対して「謝罪しろ」「土下座しろ」などと怒鳴りつけ、業務を妨害。この際は警察官がかけつけ、警告を与えたが、18日にも同駅を訪れ、駅員を恫喝。通報を受けた警察官が威力業務妨害の疑いで逮捕した。
なぜ、この男は執拗に駅員を恫喝したのか。警察によると、男と駅員は2年ほど前に列車内でトラブルを起こしていたそうで、美唄駅の駅員に恨みを持っていたと見られる。警察は現在、男の認否を明らかにしていない。今後、捜査が進められ、犯行が裏付けられていく模様だ。
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2年前の事件を根に持ったと見られる行動に、「2年も前のことをずっと恨み思い続けるってどんだけ粘着気質なんだろう。怖いわ」「人に恨みを募らせる暇があるならバイトなり、仕事をしたらどうか」「トラブルの内容がわからないけど、50歳手前の人間がこんなことをするなんて、情けないよ」と憤りの声が上がる。
また、「こういう人間は1回の逮捕でめげると思えない。今後が心配」「JR北海道は駅員を別の駅に順次異動させていった方がいい」「警察は今後も駅員をサポートしてほしい」「男にはJR各社の路線を一切使わせないような措置を取ってほしい」という指摘も出た。
再犯の可能性が高いと言わざるを得ないこの事件。しっかりとした防止策を講じてもらいたい。