警察によると、男は通勤ラッシュアワーの9日午前7時45分頃、東急東横線元住吉~武蔵小杉間を走行中の車内で、座席に座りながら下半身を露出した。これを目撃した51歳の女性が武蔵小杉駅で降りるよう促し、同駅の駅員室へと連れて行く。
駅員が警察に通報し、駆けつけた警察官が公然わいせつの疑いで逮捕した。警察の取り調べに対し、男は容疑を認め、「前に立っていた女性を見てムラムラした」と供述しているという。警察は余罪の可能性もあると見て、調べを進めていく方針だ。
>>22歳男、東横線車内で死角を作り下半身を露出 余罪の可能性も<<
満員電車内で座っていた52歳の男が下半身を露出するという事件に、「メンタルが強すぎる。普通はやろうと思わない」「その勇気をほかのことに使えよ」「52歳にもなって、何をやってんの。異常な心理状態」「若い頃遊んでなかったんじゃない? 意味がわからないよね」「見せたいほど立派なものだったんでしょうかね」と男への憤りの声が上がる。
また、「51歳の女性、無視をせずに声を掛け駅員室まで連れて行ったのは凄いし、勇気がある。この時代、相手が刃物を持っている可能性もあるわけだし…」「女性にあっぱれ。おそらく車内に居た人間のほとんどは、見て見ぬ振りをしていたと思う」「関わりたくないと思う人がほとんどなのに、逮捕まで持っていった。ヒーローだと思う」と女性の行動を称賛する声が相次ぐことになった。
公共交通機関や公園などで性器を露出する行為は、公然わいせつ罪である。52歳という年齢にもなって、その法律を破ってしまうのは、情けないと言わざるを得ない。