警察によると、朝日新聞アルバイトの69歳の男は、新聞配達中だった28日午後3時50分頃、兵庫県神戸市垂水区のJR神戸線踏切内で、快速電車と衝突したものの、そのまま走り去った。この踏切は車両進入禁止だったが、男はバイクで進入したそうで、そのまま遮断器が下りてしまい、立ち往生した上、電車とぶつかったという。
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男は警察に届けず、そのままバイクで立ち去ったが、電車に乗っていた乗客が男の乗るバイクのナンバーを撮影しており、神戸市西区に住む男であることが発覚する。
29日になり、衝突事故を起こしたにも関わらず申告しなかったとして、道路交通法違反の疑いで逮捕した。これだけでも驚いてしまうが、男は当時酒を飲んでいた可能性もあるという。飲酒しながら新聞配達していたとは驚きだ。この事故で、神戸線は一時運転を見合わせ、約1万9千人が影響を受けた。男は容疑を認め、「大したことないと思った」と話しているという。
また、広島県南区では、NHK広島放送局の職員で、関連会社「NHKテクノロジーズ」に出向中の53歳の男が、28日午後7時20分頃、駐車場に停めてあった車を傷つけていたところをパトロール中の警察官が発見し、器物損壊の疑いで現行犯逮捕した。取り調べに対し、付近では同様の犯罪が起きており、男の犯行の可能性もあるとして捜査する方針だ。
NHK広島放送局は「関連会社の社員が逮捕されたことは遺憾です。事実関係を確認した上で、厳正に対処します」とコメントしているという。
相次ぐメディア関係者の犯罪に怒りや嘆きの声が相次いでいる。